MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 9 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 411
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091841766

感想・レビュー・書評

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  • はやくも完結してしまった。やはりカペタへの思い入れが強いのか、昴は尻切れとんぼのような終わり方であった。しかし、曽田正人が天才を描く天才であるのは間違いない。

  • 「シャカリキ」「め組の大吾」「Capeta」の曽田正人さんのバレエ漫画「Moon-Solitude Standing-」完結。前作「昴」から続いて20巻。少女漫画のバレエ漫画にはない線の多さ(汚さ…失礼)と「天才」が見せる(あるいは見る)常人と異なる世界と世界観は、曽田作品に一貫している。今回は肉親との確執、愛憎が作品完結とともに集結して、一安心。でもプリシラ・ロバーツとの関係や身体・精神表現としての異次元のバレエの話(zone)は、Moon後半ではやや弱まったかな…と。「ボレロ」の頃の方がすごかった気がする…。でも好き。

  • 意外や意外の最終巻。プリシラ・ロバーツの化物っぷりがまた発揮されてました。「MOON」全体が「昴」に比べ方向性がはっきりしなかったけど、それでも多少強引とはいえまとめてきたなというラスト。一度一流のバレエを鑑賞しなきゃなぁ。

  • 「えっ、最終巻なの?!」
    というのが第一感。コミック手にとってびっくりした。

    最後がかなり駆け足気味なのが残念。
    あとがきでは「捧げた」って言ってるけども、
    なんだか物足りなく思うのは自分だけだろうか。

    おそらくこの漫画にもっともふさわしくない
    「予定調和」的な終わり方をしたのがいけなかったのかもしれない。
    なんだかなあ。

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著者プロフィール

 1968年6月18日生、東京都出身。『ドカベン』『サーキットの狼』に影響を受けて、小学校2年よりまんがを描き始める。
 大学中退後、漫画アシスタントを経験後、1990年週刊少年マガジン増刊「マガジンSPECIAL」にて『GET ROCK!』でデビュー。以後、秋田書店、小学館、講談社で人気漫画を連載し続ける。
 代表作は、熱い自転車ロードレースストーリー『シャカキ!』、若き消防士たちの奮闘を描いた『め組の大吾』、バレエに魂をささげた少女の物語『昴』とその続編『MOONー昴 solitude standing』、F1を目指す少年と仲間たちの成長を描く『capeta』。1997年に『め組の大吾』で第42回小学館漫画賞を受賞。2005年に『capeta』で第29回講談社漫画賞を受賞。2012年1月現在、「月刊少年マガジン」で『capeta』連載中!

「2012年 『capeta(28)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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