- Amazon.co.jp ・マンガ (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091883773
感想・レビュー・書評
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うおおなんだこれ!自伝なの?私小説つうか私漫画なの?せ…せつない・・特にいちばんやばいの書き下ろしオマケポエム「俺、元気です。」
“もう転びすぎてヒザがボロボロです/でも転びかたは悪くないと思います”
“まったく友達が出来ません/みんなえんりょしてるんだと思います”
“カガミに知らない人が映ってます/たぶんいいヤツなんだと思います”
だけど、自分の年齢を3で割ってみる、ってのはいい案だ。私はまだ9時なわけだ。まだ起きたばっかりだよ!人生まだまだだよ!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホリエモンのブログ見て買ってみた。仕事バージンのモラじゃなく、一度出てってるところがミソ。 この作家さんははじめて読んだけど、最近コミック読むとみんな上手だなあと、いつも感嘆してしまうね。
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40過ぎたおっさんが仕事を辞め、マンガ家になろうとしたりいろいろする姿を描く。が、ゆるすぎる。
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大好きです。もう土壇場なはずなのに、悲壮感ゼロのおっさん・シズオ。僕はこの男を愛してやみません。
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年頃の娘を持つ、バツ一の(どちらかというとダメ人間の部類に入る)おっさんが、何を思い立ったか漫画家を目指す話。基本的に憎めないおっさん&お兄さんの織りなすコメディなんですが、この漫画が語りかけてくる本質は、結構しみる。「自分にやりたいように、素直に生きる」ことと、「やりたいように生きてきた過去の自分をいいわけにしない(裏切らない)ために、がんばらなくてはならない時は逃げない」こと。
特に後者は、30、40のおっさんが感じるままに表現されているので、とても現実的で痛くて、だからこそ気持ちいい。
とりあえず私のようなダメ人間にはお勧めの漫画。 -
私のバイブルなマンガ
主人公のダメダメさが時に読む人の笑いを誘い、時に落ち込ませ、時に心を癒し、そして進む道を教えてくれそうな一冊・・・ -
素晴らしいよね・・・
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このシュールさ。やりきれなさ。タイトルが素晴らしい、ほとんどの人たちの人生の虚をついている。淡々としたマンガ口調はだんだんはまってしまう魅力があります。日常に寄り添う夢があって素敵です。
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42歳にして自分の人生を初めて客観的に見ることに気付いた主人公の物語
歩道橋から転落してけがをしたときに娘との日々が走馬灯のように浮かぶシーンは秀逸 -
なんとなく就職してから十五年。脱サラしたシズオ(40)は、自分探しをしていた。ある日何気なしに見ていた雑誌から一念発起、シズオは言った。「俺、マンガ家になるわ」!!
だが、机には向かってみたものの全く描くことがない・・・・・。バイトで年下に怒られながら、娘に金を借りながら、シズオはマンガに挑んでゆく。シズオがデビューできる日は来るのか?「俺はまだ本気出してないだけ」だから。そんな、第一巻。
シズオのキャラクターがなんかすげえ。髭面、メタボ体型、だらしない・・・・等々、格好悪い要素満載のはずのシズオが、読み進めていく内に味わい深い人間になってゆくのが不思議です。小学生と本気で遊ぶ。サッカーゲームのアバターを全員自分の顔にする。情けないけど、憎めない。予想外に結構ツボにはまった一冊。