MW (2) (小学館文庫 てA 5)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091920058

感想・レビュー・書評

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  • MWの後編

    手塚さんの作品としてはだいぶブラックで大人向け。
    宗教に同性愛、おそらく日米関係や毒ガス兵器などなど・・
    今読んでもとても新鮮で、「時代が手塚さんに追いついた」とはよくある表現だが、むしろ今の時代だからこそなるほどと
    納得する部分も多い。

    勧善懲悪ではなく、善の中の悪・悪の中の善というグレーゾーンがあるから日本のアニメは発展したのかもしれない。
    手塚作品ならではの普遍的な「命」に対する価値観・表現論はこの作品でもばっちり表現されてます。

  • 巧みに体を使うミチオ。
    あくどくていいですね。
    映画はホモシーンがないときいたけれど
    あんな要のシーンなしにどう進めるのか。。

  • 手塚治虫は偉大…。
    ラストのあのニヤリでやられたーーー。

  • 大人向け

  • すごい勢いで読み終わりました。
    しかしすごい気持ちがすさみます。
    ミチオの悪人ぶりが半端ない。
    殺人をなんとも思っていないところもだし、男も女も平気でその身体でたらしこむところも。
    しかし、何が悪いのかを考えれば、一目瞭然なのに、それがわからない。
    本当に悪いのは誰なのか。
    悪には悪でしか対抗できないのか?
    なによりもあのラスト、続きがあるんじゃないかと思った。

  • 映画を観る前に読みたいと思って読破。
    なんて表現したらいいかわからない。
    救いはない。
    でもすごく濃く、すごく重く、すごく黒かった。
    それを2冊に収めるのはすごい。

  • 私が今一番見たい映画の原作です。
    今まで実写にするのは不可能と言われてきた中で、とうとう映画化され、とても期待の持てるものです。

  • 1をよんでその続きが読んで見たかったので。
    2人は16年前の事件を体験しているので真の地獄を背負わされたとき正気でいられるのかなと思いました。この作品はなんども映画化の話があったらしいのですがスケールが大きすぎるのとタイミングもなかったため見送られていたらしいので公式HP見たらやはりものすごい凝っていてすごいなと思いました。さすが手塚治監督だなと
    思ったし、80周年にふさわしい作品だなと思いました。

  • ベトナム戦争当時の時代背景っていうかいま ごまかそうとしてもきっと無理だろうな。。政治家も ずっとこつぶな感じ

  • 一回読んだだけでは理解出来なかった。
    何度か読んで気付いた。

    『人は非情になるんだ』



    余談
    この作品の終り方、とても合っている様に思うんだな

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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