- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093792042
感想・レビュー・書評
-
ずっと読みたかった柳美里の「命」四部作、全て読みました。出版当時中学生で柳先生のこともよく知らなかったのですが、「彼」とのこと、東さんの関係のこととか克明に記されていて、正直やっと理解できたなという満足感があります。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すばらしい本だと思う。
隠さずに本音がかかれているのですごく生々しく、何度も自分に照らし合わせて立ち止まってしまった。
これほどのひとでも、同じ悩みがあるんだ・・・と。
<05.07.01>
すごい感情と感性を持っている。読み終わった後も人の感情の生々しさに脱帽。という感じ。
人にはあまり言えないような。自分の内にある感情を本当にストレートに表現している。格好悪いとか、見せたくないとか、そういうの全然ないんだろうな。そしてその話を読むことで、自分は間違ってない。と励まされる -
高校の国語の資料集で、
映画化された物語の年代表があって、
そこに「命」が載っていたのがなぜか目に焼きついていて、
この本かぁと思いながら大学の図書館で借りて読んだ。
親と子、
人と他人、
人と人。
改めて人とは、生とは、考えさせられる一冊。 -
好きすぎてハードも文庫ももっています。
どっちかしか読まないくせに。 -
生と死の間に立つってこういうことか。