著者 :
  • 小学館
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792042

感想・レビュー・書評

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  • ずっと読みたかった柳美里の「命」四部作、全て読みました。出版当時中学生で柳先生のこともよく知らなかったのですが、「彼」とのこと、東さんの関係のこととか克明に記されていて、正直やっと理解できたなという満足感があります。

  • すばらしい本だと思う。
    隠さずに本音がかかれているのですごく生々しく、何度も自分に照らし合わせて立ち止まってしまった。
    これほどのひとでも、同じ悩みがあるんだ・・・と。

    <05.07.01>
    すごい感情と感性を持っている。読み終わった後も人の感情の生々しさに脱帽。という感じ。
    人にはあまり言えないような。自分の内にある感情を本当にストレートに表現している。格好悪いとか、見せたくないとか、そういうの全然ないんだろうな。そしてその話を読むことで、自分は間違ってない。と励まされる

  • 高校の国語の資料集で、
    映画化された物語の年代表があって、
    そこに「命」が載っていたのがなぜか目に焼きついていて、
    この本かぁと思いながら大学の図書館で借りて読んだ。

    親と子、
    人と他人、
    人と人。

    改めて人とは、生とは、考えさせられる一冊。

  • 好きすぎてハードも文庫ももっています。
    どっちかしか読まないくせに。

  • 生と死の間に立つってこういうことか。

著者プロフィール

柳美里(ゆう・みり) 小説家・劇作家。1968年、神奈川県出身。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。女優、演出助手を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1994年、初の小説作品「石に泳ぐ魚」を「新潮」に発表。1996年、『フルハウス』で、第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、「家族シネマ」で、第116回芥川賞を受賞。著書多数。2015年から福島県南相馬市に居住。2018年4月、南相馬市小高区の自宅で本屋「フルハウス」をオープン。同年9月には、自宅敷地内の「La MaMa ODAKA」で「青春五月党」の復活公演を実施。

「2020年 『南相馬メドレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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