神戸から長野へ: 新・憂国呆談

  • 小学館
3.20
  • (1)
  • (1)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792745

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 田中康夫が神戸の震災後の復興に寄与したことは評価したい。
    ダム建設を止めたいという人達が長野にたくさんいたから、田中康夫が知事になれたという一面もある。
    両面から評価しないと、世の中を見失うかもしれない。

    上から目線だけでは、だめかもしれない。
    本来は、震災復興は下から目線のはずだった。

    知事になって上から目線になった田中康夫に対して、
    本当は、浅田彰が下から目線で違う発想を展開すべきだと思った。

    遠くから見ると、馴れ合いで、ちょっとうんざりする話が続く。
    どうして、もっと切り込めないのだろう。
    浅田彰が新人類の旗手だったのは、昔の話なのだろうか。

    そういう自分に対して、知人はお前だってそうだという。
    なるほど、昔の新人類は、今では旧人類だと思う。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

浅田彰(あさだ・あきら)批評家、経済学者、京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長。1957年兵庫県生まれ。著書に『構造と力』、『逃走論』、『ヘルメスの音楽』、『映画の世紀末』他、共著に『天使が通る』(島田雅彦氏)、『ゴダールの肖像』(松浦寿輝氏)、『憂国呆談』(田中康夫氏)他、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』他がある。

「2019年 『柄谷行人浅田彰全対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

浅田彰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×