- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093798495
作品紹介・あらすじ
「朝の顔が突然テレビから消えた!」
ニューヨーク赴任中の経費不正使用騒動で世間を賑わせた
元フジテレビアナウンサー長谷川豊氏が執筆した初の単行本。
13年4月の退社直後から始め、2800万PVを記録したブログには書けなかった真実も明らかに。
知られざる局アナウンサーの日常など、
著者だからこそ書ける“ちょっとめったに聞けない話”を完全網羅。
感想・レビュー・書評
-
企業で、経理や総務の担当者に因縁付けられてハメられたらどうしようもないこともある。災難だったとしか言いようがない。
アナウンサーを辞めたその後の言動などは頂けない部分もあったが、著者は一貫して正直に生きていると感じるし、横領の件もおそらくここに書かれていることが事実なのだろう。
普段想像することも少ないアナウンサーという職種に触れることができるエッセイとしても読み応えがあった。
改めて企業や組織で生きていく難しさを感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長谷川アナの風評被害的なスキャンダルについて、実は殆ど知らなかったし、実は殆ど興味なかったのです。ただ、氏が出演中の東京MXテレビ「バラいろダンディ」の、特に水曜日が好きで見ているうちに興味を持ち、この本を手に取った次第です。
頭いいですね。色々なアイデアを駆使して「犯人」をあぶり出すその行動力にも感服します。これが自分自身の身の上に起こったとして、ここまで動けるだろうか――否。
とは言え長谷川氏、フジテレビには感謝しているみたいですし、大好きみたいです。「罪を憎んで人を憎まず」的な?
でも「あんな組織」では今の状況も致し方なしと思いきや、でもありがちと言えばそう言えなくもなさそうな想像が出来るところが悲しい。
ある意味、組織犯罪を暴く推理小説を読んでいるような感じですが、文体が軽い調子で読みやすいです。この辺にもキャラクターが感じられます。よってとても面白かったのですが、星は4つです☆
政治云々の話で言えば「記者クラブメディア」は信用出来ない部分ですし、特にアナウンサー仲間については綺麗過ぎる!
『わたしの神様』( http://booklog.jp/item/1/4344027612 )的な感じじゃなくては面白くないよー(^_-) -
フジテレビのアナウンサーが横領犯にまで貶められて、犯人を特定するまでの顛末が記された本である。
犯人探すために罠を仕掛けて、そこから色々判明するあたりなどなかなか面白く読めました。
恐らく数名の頭のおかしい人のせいで災難立ったと思いますが、アナウンサーやテレビのことを現場目線で語れる人って、いままでいなかったと思いますのでしがらみのない新しい立ち位置で結構人気がでるのでは?とも思いました。
という、長谷川さんのことを応援したくなる本でもありました。 -
【8/25読了:16/60】
-
私はこの人を知らない。テレビに出ていたらしいがそもそもテレビを見ない。テレビに出ている人は、自分が有名人だと思いこんで、そういうストーリーで執筆すること。みんながみんな、あんたのこともフジテレビのアナウンサーも知らないよ。テレビなんて見ないんだから・・・そもそも装置がないし。だから前半はさっぱり理解できないし、面白くもない。
でも、この人の大変な苦労話は、他人事ではないと感じる。いつ誰がこの人と同じ境遇になるかわからない。コンプライアンスのテキストになるのではないか。 -
699.3
-
フジテレビアナウンサー横領事件の真相とは・・・。
当事者が言っている内容なので、どこまで真実かはわからないけれども、信じてあげたい気がする。
それよりも、アナウンサーの仕事の裏側がかいまみられて、おもしろく感じた。 -
[2014.6]横領の疑いを掛けられたことが原因で、退社まで追い込まれた元フジテレビアナウンサーの本。
正直、もし長谷川さんがアナウンサーでなければ出版されることはなかっただろう。長谷川さんのファンならいいかもしれないが、読んでも得るものはほとんどなかったのが残念...
アナウンススキルについての話かと期待していただけにより残念。 -
そういう事があったんだ