県庁の星

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861502

感想・レビュー・書評

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  • 昔ドラマ化されていたので、子供が喜ぶかと手に取った。
    残念ながら小学生にはつまらないの一言。

    県知事の思いつきで始まった民間交流。
    エリート気取りの役人は仕事も出来ないのに偉そうにするばかり。
    役人が言いそうなことや、やりそうな事を小馬鹿にしながら上手く表している。
    前向きに向き合った主人公は結果を残して県庁に帰る。

    なかなか良く出来ているし、分かりやすく安心出来る終わり方。
    詐欺に合う下りが何だったのかは謎。

  • 県庁から一年の期限付きでスーパーに研修にいくことになった聡。突然売り場にたたされ、県庁での常識は通じず、周囲からは敬遠される。弁当づくりでパートの女性たちと売り上げを競うことになり…
    数字だけ見ていたエリートが、接客業や従業員とのふれあいのなかで、人を見ることを知って行く。よくあるストーリーといわれればまさにその通りだが!読後感はよい。しかし、文章がブツブツきれ、突然場面転換が入るので分かりにくかった。ドラマのシナリオかと思った。

  • 序盤はただただ不快。
    後半、県庁さんとスーパーの人たちが協力するようになってから一気に面白くなった

  • お役所仕事の主人公が徐々に柔軟な言動になっていくストーリーが面白かった。
    共感できる部分もあり、最後は気持ちの良いハッピーエンドだったのもよかった。

  • ちょっと展開が読める部分もあるけど…
    登場人物も魅力的。
    前半のギスギスが長すぎて、後半がアッサリし過ぎてたかも。
    そこが面白いのにね。
    原作に忠実に映画化して欲しかったな〜〜

  • 映画を先に見てしまうと、人物に俳優さんのイメージがついてしまうなぁ。

  • 頭でっかちで世間の知らない公務員エリートが、民間企業研修で成長する話。面白く、1日で読めた。

  • 前半のジリジリした状況から、後半改善されてく様は気持ちいい。映画を見返してもいいかな。

  • 公務員の性質があるあるでいい。
    県庁さんはこの話の続きではそのうち公務員に嫌気が指すんじゃないかと思うくらいの変身・改心ぶり。

  • 二宮さんの元夫が言う「きみはいつも自分だったらと考える。もし学(息子)だったらと考えるようにしてくれ」という言葉が心に残りました。
    句会仲間の「一つ捲ってその下の気持ちを・・・」というのもいい言葉です。
    聡が変わっていく過程をもう少し詳しく読みたかったです。

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著者プロフィール

一九六五年東京都生まれ。大妻女子大学卒業後、会社員、フリーライターを経て、二〇〇三年『死日記』で「作家への道!」優秀賞を受賞し、デビュー。著書に『県庁の星』『嫌な女』『ハタラクオトメ』『頼むから、ほっといてくれ』『残された人が編む物語』『息をつめて』など。

「2023年 『じゃない方の渡辺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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