ミカドの肖像(小学館文庫) (小学館文庫 い 7-2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 711
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (887ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094023121

感想・レビュー・書評

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  • フランスでは、ポッキーがMIKADOという名前で売られているとか。
    プリンスホテルの話は大変興味深く読ませてもらいましたが、オペレッタ・ミカドの件はよく(こんな誰も興味ないことを)取材したなぁという感じでした。
    著者のトルコ観がちらっとだけ伺えました。

  • 長い。西武のところは面白かったけれど、後半とばしてしまった。このボリュームを1冊にまとめる必要がなぜあったのか。

  • 面白い内容で著者の賢さが表れてますが、もう少し分かりやすい文章で書いてもらいたい。私の読解力の問題もありますが…

  • 力作だと思います。結構面白い題材だと思います。
    ですが、一冊に無理やり詰め込んだ感満載で、結局全体を通して著者は何を訴えたかったのか?よくわかりません。

    この本を有名にしている西武グループの土地取得の話だけでもよいのではないかと感じます。

    オペレッタ・ミカドの話も面白いには面白いのですが、結局これらの話を総合するとどうなるのがイマイチ良くわかんないんですよね。

  • 途中で断念…。丹念な取材は迫力あるけど、正直難しかった。
    始めの方に出てくる、デュオ「MIKADO」youtubeで見たけど、意外に良かった。

  • @yonda4
    初めて猪瀬直樹さんの本を読んだのだが、僕が不勉強のためどうしても内容がよくわからなかった。

    第一部の西武の堤一族が戦後のどさくさに紛れ、宮家(皇族の身分の保持を許された一家)の土地を買収していく亡者ぶりはよくわかった。

    しかしながら、第二部、第三部は、話の内容が右往左往し、話の筋を見失ってしまい、読書が苦行に感じてしまった。

    取材力はすごいと思うのだが、文章を理解することができなかった。

著者プロフィール

猪瀬直樹
一九四六年長野県生まれ。作家。八七年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。九六年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。二〇〇二年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。〇七年、東京都副知事に任命される。一二年、東京都知事に就任。一三年、辞任。一五年、大阪府・市特別顧問就任。主な著書に『天皇の影法師』『昭和16年夏の敗戦』『黒船の世紀』『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』のほか、『日本の近代 猪瀬直樹著作集』(全一二巻、電子版全一六巻)がある。近著に『日本国・不安の研究』『昭和23年冬の暗号』など。二〇二二年から参議院議員。

「2023年 『太陽の男 石原慎太郎伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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