里見八犬伝 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 113
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080643

感想・レビュー・書評

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  • TBSドラマ『里見八犬伝』のノベライズです。
    里見義実、伏姫、金碗大輔、そして玉梓をキーパーソンに物語が進む、江戸時代に描かれた和製ファンタジーです。
    ドラマの小説化ということもあり原作との相違や脚色が施されていますが、一冊に凝縮されているので読みやすく感じました。
    これを気に原作に近い新訳を読んでみたいと思えました。

    • 探耽(たんたん)さん
      川野隆昭さん
      その映画については同僚から聞いていて気になっていました。
      同じ世界観でも、作り手によって違う色合いとなるのが面白いですね。
      川野隆昭さん
      その映画については同僚から聞いていて気になっていました。
      同じ世界観でも、作り手によって違う色合いとなるのが面白いですね。
      2022/08/17
    • pさん
      うわぁ、タッキーだ!!
      って目が行ってしまいました。笑
      うわぁ、タッキーだ!!
      って目が行ってしまいました。笑
      2022/08/20
    • 探耽(たんたん)さん
      pさん
      実はドラマは視聴していないのですよ。
      里見八犬伝を読みたいなぁと思って手に取ったのが、たまたまノベライズでした( ꈍᴗꈍ)
      pさん
      実はドラマは視聴していないのですよ。
      里見八犬伝を読みたいなぁと思って手に取ったのが、たまたまノベライズでした( ꈍᴗꈍ)
      2022/08/20


  • 大森美香脚本「里見八犬伝」を原案に、滝沢馬琴『南総里見八犬伝』を参考に書き下ろされた一冊。
    世は戦国。玉梓に呪われた里見家は窮地に陥り、伏姫は自害する。だがその胸元からは八つの水晶玉が飛び去った。
    八つの玉を求め、八人の犬士を求める旅が始まる。
    そう。正にドラゴンボールな一冊。
    頑張れ!坊さん!!掴め水晶玉!
    八人目が最後数頁で登場。やっぱりね的な。
    勧善懲悪で非常に分かりやすい、水戸黄門みたいだな。

  • TBSドラマ「里見八犬伝」を原案に、植松三十里が書き下ろした伝奇エンターテインメント。

  • 2006年お正月TBS系で放送された八犬伝ドラマのノベライズ版。
    と言っても結構ドラマとは違っていたりする。とか書きつつ私も一回しか見てないからあまり覚えていないのだけど。最初の方の主人公がゝ大法師だったりいろいろころころ変わっていく群像劇と言う感じです。ドラマでは出てこなかった八房がちゃんと出てきてるし見せ場もあってその点は嬉しい。仇討ちを否定するのは別に構わないけど(自分も生産性ないと思ってるし)書き方がなんか安っぽい感じがしたのは正直残念でした。もうちょっと長く重厚に書けてれば良かったんだろうけど、まあ所詮ノベライズだしなあ…。あと何でもかんでも玉梓に集約させるのはいくないなと思いますが消え去れ、とかじゃなくて「成仏しろ」って言ってる辺りはいいと思います。著者の方(歴史小説家の方です)の公式コメントを読んでみるとこれでいいのかどうかちょっと不安だったみたいだし、出来ればこの方がオリジナルで挑んだ八犬伝ものも読んでみたいなあと思います。

  • 2012-91
    昔のドラマのノベライズ。
    ドラマが面白かったから購入。

  • 結構悲しい場面があって感動した。
    でも、たまに笑えるとこもあって面白かった。

  • いつぞやの正月ドラマのノベライズ版。これは荘介が可哀想です。

  • ボーリュームが少ないのが残念であるが、そのぶん短時間で読める。(2008/12/30)

  • 珍しい、義の珠を持つ荘助が主人公の八犬伝。原作と違い荘助の能力は恐ろしく低く設定されている。しかし、パロディとしてはかなり真面目な方ではないだろうか。ただし、ドラマにあったぬいと荘助の関係はこちらには全くない。私の好きな八犬伝のひとつ。

  • お正月にドラマがやりました。八房が・・・

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著者プロフィール

静岡県生まれ。東京女子大学卒業。2003年『桑港にて』で歴史文学賞、09年『群青 日本海軍の礎を築いた男』で新田次郎文学賞、『彫残二人』で中山義秀賞。著書に『帝国ホテル建築物語』『万事オーライ』等。

「2023年 『羊子と玲 鴨居姉弟の光と影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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