受験のシンデレラ〔小学館文庫〕 (小学館文庫 わ 8-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082548

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  • 東大合格率9割を誇るミチター・ゼミナールの経営者である五十嵐は、がんで余命1年半という宣告を受ける。経済的な事情で高校中退を余儀なくされた真紀だったが、五十嵐はある日をきっかけにきらりと光るものを感じ、残りの人生で、彼のあらゆる受験テクニックを駆使して、彼女を東京大学に合格させようとする。現役の精神科医が書いた同名映画のノベライズ。

  • 個人的にこういうサクセスストーリーは好き。
    ターゲットに向かって計画を立てて、苦難や逆境にも負けず努力する姿は美しい。
    五十嵐先生が見つけた最期のやりがい。
    目標があれば人は最期の最後まで頑張れるし、きっと幸せなんだろう。

  • 予想はしていたけど、最後は号泣。
    私も五十嵐先生に出会っていたら、五十嵐先生に励ましてもらっていたら、東大受験ともっと本格的に向き合えたのだろうか。
    ーーー
    五十嵐透は東大合格率9割を誇るミチター・ゼミナールの経営者。「受験界のカリスマ」と呼ばれ富も名声も手にしていたが、 ある日親友である大学病院の医師からがんで余命1年半という宣告を受ける。
    人生の皮肉なめぐり合せに悩む五十嵐だったが、偶然入ったコンビニで、抜群の計数感覚で店員とやりあう少女を見かける。少女の名前は真紀、経済的な事情で高校中退を余儀なくされた彼女だったが、五十嵐はきらりと光るものを感じ、残りの人生で、彼のあらゆる受験テクニックを駆使して、彼女を東京大学に合格させようとする。現役の精神科医が書いた同名映画のノベライズ。

  • これは素晴らしい本!!!
    勉強のモチベーションを上げる本としてネットに書いてあったので読んでみたが永久保存版ですな。

    中3娘に読ませた後に私が読もうとすると「え~同じ本読むの~?きもーい」と言ってたが、読んでみると女子高生が売春するところから始まってた。。。「男の体は1人しか知らないけど」みたいな表現も。。。^^

  • 同名映画の小説

  • 五十嵐透は東大合格率9割を誇るミチター・ゼミナールの経営者。「受験界のカリスマ」と呼ばれ富も名声も手にしていたが、ある日親友である大学病院の医師から、がんで余命1年半という宣告を受ける。人生の皮肉なめぐり合せに悩む五十嵐だったが、偶然入ったコンビニで、抜群の計数感覚で店員とやりあう少女を見かける。少女の名前は真紀、経済的な事情で高校中退を余儀なくされた彼女だったが、五十嵐はきらりと光るものを感じ、残りの人生で、彼のあらゆる受験テクニックを駆使して、彼女を東京大学に合格させようとする

  • 【セッティングの妙】
    小説です。

    『ドラゴン桜』を彷彿させるものがありますが、なんかいい感じです。

  • 自身が初監督した映画の脚本をもとに、映画には盛り込めなかった内容を加えて自身でノベライズした小説とのこと。しかも初めての小説執筆。ほとんど脚本のような文章で、ストーリーを追っているだけなので、読んだだけでは登場人物がどんな感じなのかイマイチ伝わってこない。小説としては物足りない感じがします。まぁ、著者の言いたいことは分かるけど、この内容は確かに2時間程度の映画に向いている感じがする。興味があればやはり映画で観るべきかな。受験生には参考になる情報も盛り込まれている。

  • 受験テクニックを披露が盛り込まれているのだろうが、実感がわかないので、淡々と読むばかり。小説としては、あっさり目。映像の方が感動的になりそう。

  • 恵まれない環境の女の子がカリスマ講師・五十嵐と出会って、東大合格の希望を持ち、勉強するお話。
    女の子の頑張りが、やがて五十嵐の生きる希望になります。
    受験した事のある人なら、聞き覚えのある参考書がたくさん出てくるのではないでしょうか。
    ドラゴン桜と話は似ているけど、本図書の方が誰でも実践できる勉強法だと思います。
    ラストは想像通りなんですが、思わず涙が出ちゃいました。


    私自身は、東大を目指すほどの根性がなく、それこそ旧帝大の一つに流れ込んでしまった身ですが、社会人になってから、勉強は一生続くものだと実感し、高校生時代にもっと頑張っておけば良かったと思う。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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