面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと: 会場に行く電車の中でも「挽回」できる! (小学館文庫 プレジデントセレクト え 1-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094700046

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  • 面接の基本かつほぼ全てが詰まっている良著。
    建前的な話やマニュアルのような面接ノウハウは一切なく、面接とはそもそも就職先と個人の商取引であるとしたスタンスから臨むことを説いている。
    企業も面接を受ける人も、互いに不幸にならないための、商取引としてどのような交渉を心がけると良いか、そこに重点が置かれており、大学生にも転職を検討している社会人にも一読をお勧めしたい。
    内容も面接10分前に読んでもできること、1日前に読んでもできること、さらに1週間前に読んでできること、と面接までの時間で行動に移せることが記載されており、非常に読みやすい。
    少し情報が古くなってきてはいる(2010年くらいの本なので)が、企業分析としてどこに気をつけると良いか、基本を知るにはちょうど良い。
    商取引の基礎や自己分析の基礎が簡潔にまとまっているので、転職を検討していない人でも、逆に面接をする側の人にもお勧め。

著者プロフィール

雇用ジャーナリスト、経済産業研究所コア研究員、人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ、大手メーカーを経て、リクルート人材センター(リクルートエージェント→リクルートキャリアに社名変更)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて「Works」編集長に。2008年、人事コンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げる。『エンゼルバンク─ドラゴン桜外伝』(「モーニング」連載)の主人公、海老沢康生のモデル。
主な著書に、『「AIで仕事がなくなる」論のウソ』(イースト・プレス)、『雇用の常識「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)、『仕事をしたつもり』(星海社新書)、『女子のキャリア』(ちくまプリマー新書)、『無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論』『経済ってこうなってるんだ教室』(ともにプレジデント社)など。

「2018年 『名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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