勝ち続ける意志力 (小学館101新書 132)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251322

感想・レビュー・書評

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  • 「築きあげたものに固執する人は結局、自分を成長させるというこもに対する優先順位が低いのだと思う。新しいことに挑戦する意欲も薄ければ、何かを生み出す創造性も逞しくないのだろう」と語る著者は、常に勝ち続けるために、変化を恐れずチャレンジしていく。ゲームをやってることに劣等感を覚えつつも、好きだから、という理由でゲームセンターに通い続けた少年時代、そしてゲームで生きられないと麻雀に方向転換したり、介護の仕事なついたりと迷う青年期。今も青年期だけど、ゲームの道に戻ってからは成熟を感じさせる。それぞれのステージでの考え方や変化は成長物語として面白い。こういう人もいるんだなー、と。何であれ、何かに打ち込むのは覚悟が必要なんだと思わさせられた。

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    ゲームの世界で勝ち続ける

  • 勝つことは偶然にできるかもしれない。けど勝ち続けることは自分の限界まで努力した結果しかついて来ない。
    また努力の仕方=質を優先させることも参考になった。
    ゲームは全く興味ないが、作者の人間性にとても好感を抱いた。

  • 「最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスに認定されている、梅原大吾氏。
    「勝つために必要なことは何か?」
    「なぜ多くの人は勝ち続けることができないのか?」
    に対する筆者なりの解であり立ち姿を示している。
    その解、立ち姿は
    「世界一になり、世界一であり続けるための仕事術」にも通じるものがある。

    ゲームファンからすると梅原大吾氏への自伝と読める。
    私はビジネス書として読んだ。

    ビジネス書として読んだ感想は☆3つだった。
    示唆している点は人材育成の学習経験がある人ならば、モチベーション理論として触れたことのある点にとどまっている。
    よくあるビジネス本、自己啓発本と異なるのは、ゲーム世界一を成し遂げた実体験からの切り口である。

    壁にぶち当たっている人がこの本になにかのヒントを求める場合、読み手によって異なる感想を持つ。

     Aタイプ:ネガティブ・人の意見に左右されにくい
     Bタイプ:ポジティブ・人の意見に左右されにくい
     Cタイプ:ネガティブ・人の意見に左右されやすい
     Dタイプ:ポジティブ・人の意見に左右されやすい
      (モデル図書いたけど..表示できずリスト化)

    この本のターゲットは、B、Dであり、がんばっている自己肯定であったり、がんばるためのヒントを得ることができる。
    Aの人にとっては、(ふーん、もっと賢く世渡りできればいいのに...)と考えるのではないか。
    Cの人にとっては、三日坊主までは変化しようとポジティブになるが、それ以上はやはり厳しい内容に思える。

    ビジネス書として振り返るべき言葉はある。
    プロ・ゲーマーという特殊な地位を得るために、大きな壁を何度もくぐり抜けてきた梅原大吾氏のエッセイとして読むのが一番楽しいだろう。

  • ・僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考え抜いてきた。 ・考えることをやめない 勝ちを続けるためには、ひとつの問題に対して深く考え抜かなければならない。 ・集中力とは、他人の目をいかに排斥し、自分自身とどれだけ向き合うかにおいて養えるのかもしれない。 ・根性よりも頭を使って考えるべきだ。 考えることを放棄して、ただ時間と数をこなすのは努力ではない。 自分を痛めつけていると、努力しているような気になる。それはただの自己満足。

  • 本書全体を通して漂う、ヒリヒリとするほどの努力の跡が、どうにも読んでて落ち着かない。居心地が悪いとでも言ったらいいのだろうか。

    内容が悪いというのでは決してない。むしろ素晴らしい本だと思う。

    ただその素晴らしさが、自分にとっては、明日も頑張ろうというパワーの源になるのではなくて、熱すぎる温泉に足の先を浸してしまったかのような、そんな感覚なのだ。

    もやしっ子、もしくは豆腐っ子を自認される方は、読む前にそれなりの覚悟を持ってから読むことをお薦めします。

  • 心に引っかかった個所を引用したら、ちょっとして量になってしまった。それらを見返してみたら、非常にまっとうな、もっともなことばかりであると思った。でも、それらのことを意識して、行動できるかできないかが、世界一になれる人と、その他大勢の差。どうして、梅原さんはまっとうな考えを持ち、行動することができるのか。その理由が分かれば、もしかしたら凡人の私でも勝ち続けられるのかもしれない。
    個人的には権威ある人、偉人、経営者、自己啓発のエキスパートの方などの自己啓発本より、すっと心に入ってきた。耳が痛い部分もたくさんあった。

  • 現状に甘んじることなく、常に変化と成長を続けることが大事。迷ったり、悩んだり、失敗してもいい。考えあぐねてなにもしないより、なにかをして失敗したほうが、学びがある。

  • 梅原大吾の人生を知ることが出来て面白かったです。
    日本人初のプロゲーマーですが、ゲームが悪というイメージの中でどのようにゲームに対して寄り添ったのか、寄り添う中での挫折や気づきなどを知ることが出来ます。
    自分の人生にも活かすことが出来る気づきを得られて大変良かったです。
    変化を恐れない、挑戦する、基礎が大事ということを改めて理解しました。

  • 基本をしっかり身につけたうえで進化させること。
    日々の変化に目を向けること。
    目的と目標を混同しないこと。
    梅原さんの変化し続けようとする姿勢、1日1日を大事に噛み締めながら過ごそうとする姿勢が印象的だった。

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著者プロフィール

日本人で初めて“プロ・格闘ゲーマー”という職種を築いたパイオニア的存在。1998年、17歳にして世界一の称号を獲得。2010年4月、アメリカの企業とプロ契約を締結する。

「2018年 『ウメハラ FIGHTING GAMERS! 9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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