新九郎、奔る! (2) (ビッグコミックススペシャル)

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本棚登録 : 347
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098603343

作品紹介・あらすじ

応仁の乱、激化!伊勢家にも乱の影響が!?

幕を開けた応仁の乱。
都のあちこちで火の手があがり、
千代丸の住む伊勢邸の隣の一色邸が襲撃にあい、騒然とする家中。

そんな折、離れて暮らす実母・浅茅は実家のために武家の娘として、
とある決心を千代丸に打ち明ける。
それは新九郎の伯父(義母の兄)である、
伊勢貞藤の正妻になることであったーーーー

乱世を生き抜くための母の告白に
「早く大人になりたい」という想いを強くする千代丸。
父不在を理由に渋る伊勢家の現当主・貞宗に、元服を迫るが!?

いよいよ「伊勢新九郎」誕生の時。
大人と子供の狭間で、“大人たちの戦さ”を見守る新九郎は
何を思い、何を学び、どう生き抜くのか。

第1集、発売即緊急重版!
戦国の夜明けを駆け抜けたはじまりの武将、
伊勢新九郎を描く本格歴史コミック、第2集!!

【編集担当からのおすすめ情報】
第1集が発売されるやいなや、「こんな室町大河を待っていた」と賞賛の声多数。

「下克上の素浪人」という従来の「北条早雲」像とは全く違う、
最新の説をもとに、
「名門伊勢家の一員」として育った「伊勢新九郎(北条早雲)」を描く意欲作です。

都の中心地(家は将軍の住まいの隣!)で、政治の中枢に携わる家柄の子息である主人公の目を通して描かれる応仁の乱は、
新しい目線からの描写で、ひと味違う応仁の乱が見えてきます。

だからと言って歴史好きの方のためだけの漫画ではありません!
一人の少年の成長、涙あり笑いありのホームドラマ、兄弟の絆、“いい”おじ様が山盛り……
など、ヒット作を数多くおくり出してきたゆうきまさみ氏ならではの魅力が満載です!!

感想・レビュー・書評

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  • 夫の蔵書。
    出してきて読み。
    一巻読み終わってからだいぶ間が空いてしまった。
    正直言って、誰が誰なのか、呼称と顔が一致せずにちょっと辛いのであるが、これから面白くなる、と聞いて頑張って読んでみようと思う。

  • 一巻と比べると、登場人物の個性が分かり始めた。

  • う~ん応仁の乱かぁ!?
    ここから描くと長くなりそうやなぁぁぁぁぁ(^^;

  • 伊都はおめでたい!
    ここからどんな運命が待ってるのかはわからないけど。
    八郎は、随分と大変なことに……

  • 室町あたり、最近流行りだけど、
    この時代は分かっていたようで分かっていなくて難しいー
    漫画だけど台詞も多く読むのに気合いがいる

  • 物語はまだこれから。巻末の1コマが衝撃的ですね。
    本作は、漫画にしてはとても文字数が多い。読むのに時間がかかるし、内容はその説明文に頼りがち。もう少し表現に工夫があればなぁ。漫画なので。

  • 1−2巻読了。応仁の乱前夜から、乱の最中まで。中公新書の「応仁の乱」を読んだ身としては背景はすっと入ってきやすく。ふるい研究だと北条早雲はどこのものとも知れない浪人から身をお越し関八州を治める基礎をつくり…みたいな話だったように思うが、近年の研究では都の有力者の子弟で…というのをベースに物語られているのだとは思う。まだ元服前から元服直後あたりなので、歴史上のメインプレイヤーとすこしずつからみつつ、まだ自らの与党を押し出して…みたいな存在にはなっておらず、これからといったところか。

  • もの凄く文字が多いのだけど、それが気にならない構成は流石。

  • 応仁の乱、勃発。影響は徐々に主人公たちのところにも。
    少しずつ物語は動き出しているとはいえ、
    主人公がまだ少年ということもあり、
    大勢はほぼ大人たちの会話とナレーション頼み。
    キャラクターが入り交じってわかりにくいことも多々…。
    事態を書き文字と文章で理解するのはなかなか大変で、
    大河ドラマってよくできてるんだなと実感します。
    外来語や妙なギミックの頻度が下がってきたのは
    違和感なく物語に入り込めていいと思います。
    歴史ものの宿命ともいうべき「徐々に鬱展開」が
    じわじわ始まっているようで、キャラクターの爛漫さに
    救われてはいるものの、少々気が重い感じも(^^;。
    ゆうきさん、大変なところにトライされてますねぇ。

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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