チ。―地球の運動について― (6) (BIG SPIRITS COMICS)

著者 :
  • 小学館
4.17
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本棚登録 : 1291
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098612062

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の2人なかなか良い。当たり前のように死や殺しが存在するが、今回は拷問シーンがなく、比較的読みやすい回だった。
    無神論者の登場は、今日の日本人や現代人を彷彿させ、感情を投射しやすい。真理を突き止めるだけでなく、新たな時代の激動を創成しようという強い志が知的好奇心を満たしてくれる。
    「考える、その過程に知性は宿る。」

  • 地動説を巡る物語、第3章の開始。

    今巻はまず、冒頭から登場する、異端解放戦線の「自然主義者」・シュミットのキャラクターが刺さる。
    理屈っぽいながら感覚派。知的で論理的だけれど、「何かを理解しようとする人の知性とやらを信用してない」男。本作が(タイトルでも台詞でも示してきたように)「人の知性」を重視する中、味方側にこのような人物を配置するという構成は興味深い。
    本章のもう一人の主役・「“神”を信じてない」ドゥラカの潔さも小気味よく、ラストで、ほぼ1巻越し(作中時間では25年越し)に登場するヨレンタの表情もまた感慨深かった。

    巻を増すごとに面白くなってきているとしみじみ感じる。次巻の展開が今から楽しみ。

  • 新章突入。今回はラディカルな反C教組織が登場、活版印刷による情報革命が題材となるようだ。メインとなる二人がC教的異端者であるという点では共通しているが一方は自然崇拝者、もう一方は無神論者でこの両者の対立も面白い。そして、ヨレンタさんが満を持してという感じで再登場。

  • 第3部がスタート!
    前巻から25年後…世界が動いてますね。
    どんな展開になるのでしょうか、楽しみです。

  • またいきなり25年も飛んだぞ。
    あらゆる神を信じない
    解放戦線の話から始まって
    ドゥラガという移動民族の少女が登場。
    学者肌だったこれまでのキャラと違って
    なかなかの現実主義です。
    金を生み出して力を得ようとしている。

    そんな彼女の手元に
    バデーニがつないだ地動説の書物が渡り
    彼女は解放戦線と行動をともにすることに。

  • よ、よ、ヨレンターーーー!!!
    火薬、羅針盤、活版印刷。世界が変わる。ついに世界が変わる時が来る。

  • もう6巻まで読んでしまった。続きが読みたいがあと2冊で終わってしまう…。

  • 5段階評価で6
    そして、最後のコマ!!!

  • 第三章は「異端」側の反転攻勢。その中でさらに時代の先を行き過ぎた主人公が登場し、最後の一コマで第二章の伏線が回収され、展開に目が離せない。

  • 宗教なんてクソ喰らえ

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