- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101001593
感想・レビュー・書評
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後編に記載
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ジョージ・オーウェルの1984は余りにも非現実的な印象を強く与えるため,現実と虚構の垣根を漠とさせた世界観でディストピアを語ろうとする試み?少なくとも第1巻は物語世界が現実の延長線上にあり,非現実的な事象はまだ発生していない.
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Amazonのオーディブルで視聴した。
ストーリーは面白くとてもよい。
ただ、オーディブルでの天吾パートのナレーションは聴き取りづらくストレスが溜まる。
紙の本か、電子版で読むことをお勧めしたい。 -
私にとって特別な小説。Audibleで見かけて懐かしくなり、再読したくなったのだけど……途中でやめようか迷ったほどナレーションが好みに合わない。俳優さんではなく朗読のプロの方に担当してほしい。これでは結果的に作品も俳優さんも損をしている気がするんだけど、人気俳優さんの起用ってそんなにプロモーション効果あるものなんだろうか?
文句を言いながらも、やはり小説自体は面白い!
次巻にGO! -
遅ればせながら、村上春樹のこの名作を読んでます。
物語は、主人公の女性「青豆」と男性「天吾」の視点から交互に進行します。彼らはそれぞれの偶然の出会いから、その後の人生に大きな影響を与える出来事に身を投じていきます。
相変わらず、描写は独特であり、物語の雰囲気を繊細に表現してます。また、登場人物たちの心の揺れ動きや内面の葛藤も丁寧に描かれていて、共感できる部分も多いです。リアリティとファンタジーの融合していて、非常に引き込まれる作品です。まだ、物語の全容がわからないので、これからの展開が楽しみです。 -
難解なメタファーはあまり出てこない。日本語の使い方が絶妙で声に出してみたくなる。全体的に話が盛り上って行く感じであっという間に読んでしまった。青豆がカッコいい。
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面白くて1日で読み終わりました。
2人の視点で交互に描かれるタイプの小説は、それだけでもう読み手側に両者がいつ交わるのか興味を持たせる効果があると思う。なのでこの手法はずるいよなぁとは思いつつまんまと次も読まざるを得ない気にさせられている。 -
村上春樹の小説の中で個人的に一番好きな小説。
「そういうことをしますと、そのあとの日常の風景がいつもとは少し違って見えてくるかもしれません。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。」
(P253)
このセリフの意味を理解するために、この長い物語であると思う。
楽しんで残りの5冊も読んでいきたい。