- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101025063
感想・レビュー・書評
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「河童」
河童の世界とはユニークでしたね。短編で短いけれど、面白い。
実は結末は...だったとは⁈詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
芥川の自殺間近の頃の作品群。河童でかなり崩れている印象であったが、歯車になるともうどうしようもないという感じ。ついに、完全にあっち側に行ってしまわれている。理解ということをしようと努力するのがそもそも間違えであるのではないかと感じた。無論、私の読解力の不足は否めない。
死を。絶望を。前にして錯乱した頭の中が、文章に垂れ流された毒物であるように思う。解釈に対する正しい答えはきっとない。 -
芥川の小説は「鼻」「羅生門」など面白くかったのこの作品集は読むのがつらいというか面白くありませんでした。この中では「蜃気楼」「玄鶴山房」は読後感は悪くなかったです。2024年1月13日読了。
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『歯車』は統合失調症の症状をよく表していると聞いたので
そういう視点で読むからだろうか、ここに収められた短編はどれもこれも危うい -
07.11.4
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静淡。