風の生涯 上巻 (新潮文庫 つ 14-7)

著者 : 辻井喬

• 新潮社 (2003年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[adlibさんの感想 · 2014年9月30日]

　
──　辻井 喬《風の生涯（上）200311‥ 新潮文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4101025274
　
──　辻井 喬《風の生涯（下）200311‥ 新潮文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4101025282
　
……　男と生まれたからにゃやってみたいものが三つある。それは聯合
艦隊司令長官、オーケストラの指揮者、そしてプロ野球の監督だ。
　水野 成夫　フジテレビ社長1 18991113 静岡 19720504　72 ／
／日経連常任理事・経済団体連合会理事・経済同友会幹事
　
……　男と生まれて一度はやってみたいのが、連合艦隊の司令官、オー
ケストラの指揮者、そしてプロ野球の監督であるという人がいる。三者
の共通点は、①色々な要素を組み合わせて結果を出すこと、②結果が明
白であること、③成功したあかつきには大英雄が誕生することである。
http://akagane-k.sakura.ne.jp/a-club/kouenkai/back_number/380report.html
──　池井 優《プロ野球監督に見るリーダーの条件 20100914 第380回》
　
（20140930）
　

[noptariさんの感想 · 2011年9月14日]

転向第一号で戦後はフジサンケイグループ帝王。ナベツネとキャラは被るんだが、本書を読む限りそこまでの露悪性は感じ取れない。要するに誰かの立ち位置や権利を剥奪するというイメージはないのだ。その意味ではナベツネの方が「革新」「左翼」の王道なのかもしれない。水野はフランス文学の翻訳者としても腕があったことに象徴されるようにどこかスマート、ええかっこCなんだな

著者プロフィール

小説家、詩人。元セゾングループ代表。著者に『茜色の空』など。

「2010年 『大澤真幸THINKING「O」第4号』 で使われていた紹介文から引用しています。」