北極探険十二回 (新潮文庫 に 11-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101035116

感想・レビュー・書評

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  • C.W.ニコルさんの本を初めて読んだのですが、めちゃくちゃ面白かった!

    ニコルさんは若かりし頃、北極に熱中していたんだなあと。ダイナミックな自然はもとより、若者の特権ともいえる未熟な精神の炸裂/挫折/成長や、生命を奪うことに対する葛藤など若かりしニコルさんの熱い気持ちが詰まった一冊でした。

    イヌイットやインディアンについてはカヌーイストの野田知佑さんの本を読みまくっていたこともあり、色々な想像ができた。
    また所々でニコルさんは日本びいきな一面を見せていてちょっと嬉しかった。

    本書の最後に自分の思いを込めた小説を執筆している旨が綴られていて、その本が私が本書と一緒に購入した「ティキシィ」であることを知って、なんだか嬉しかった。

  • C.W.ニコルさんの原点が
    北極にあったとは知らなかった

    イヌイットが信頼できる旅の友であった時から
    無作為にアザラシをただ撃ち殺してしまう時まで

    彼らの世界も
    すっかり変わってしまったのだろうか

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著者プロフィール

C. W. ニコル:1940年、英国南ウェールズ生まれ。95年、日本に帰化。英国女王より名誉大英勲章を受章。ナチュラリストとして長野の黒姫山を護り、ウェールズ地方の森林保護運動と連携して「(財)C. W. ニコル・アファンの森財団」を設立。著書に『15歳の寺子屋 森をつくる』など多数。

「2018年 『BIOCITY ビオシティ 75号 東日本大震災、復興の光と影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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