夜のかくれんぼ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.58
  • (59)
  • (90)
  • (172)
  • (13)
  • (1)
本棚登録 : 1473
感想 : 62
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098340

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今年の横浜の藤井くらいの安定感。5回1失点的な。

  • 「夜のかくれんぼ」4

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p109より引用
    “もっともらしく仕上げるのは、新聞にまかせなさい。
    読者も喜ぶだろうな」”

     ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    短編作品集。
    ロボットが普及した時代の話からオカルトっぽい話まで、
    バラエティに富んだ短編が盛り沢山です。

     上記の引用は、
    死人を連れて街を歩き回った男に対し、
    新聞記者が言った一言。
    確かにゴシップはそれなりに面白いものですが、
    ほどほどにしておいてほしいものです。
    あまり感心しないと思うのであれば、
    読まなければいいのでしょうけれども、
    センセーショナルな見出しを見つけると、
    ついつい読んでしまうのは人の性なのかも知れません。
     p136から始まる話を読んでいると、
    流行に大勢が流されてしまうことの恐ろしさを、
    改めて考えなおさざるを得ません。
    やけに大きく宣伝されている事柄には、
    一歩引いて見つめるくらいの余裕と冷静さを持ちたいと思います。

    ーーーーー

  • 20111108
    SS28編を収録。
    面白かったのは「つきまとう男たち」「金の粉」「幸運の公式」かな。

  • ひまつぶしに読みました。ぽつりぽつりと沁みる話もありました。

  • 全てが痛快で意外性のある結末ではなかったが、たまにキレのある物語があって楽しめた。
    お気に入りは
    「ある帰郷」…誰しもが一度は考えたであろう
    「若葉の季節」…まさかの結末
    「不吉な地点」…オチは当然読めるが、それでも笑える
    「一家心中」…これは意外
    「勝負」…無駄に悲しくなってしまった

  • 2009/05/30読了

    センスが欲しい

  • いかにも星新一テイスト。
    安心して楽しめる。
    (2011年02月10日読了)

  • ショートショート。すらすら読める。納得出来る。

  • ショートショートが28編。
    正義と悪は紙一重だったり、うれしくない未来だったり。コントの様な作品もあった。
    そして神様はたいがいイジワル。
    何度も読み返してしまいます。

  • ショートショート。
    星さんの作品らしくて構成がしっかりしている。

    オチがしっかりしていて面白い。
    オススメ。

全62件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

星新一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×