酒呑みの自己弁護 (新潮文庫 や 7-7)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101111070

感想・レビュー・書評

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  • この頃本屋でよく見かけるので図書館で借りてみました。
    そのうち買おう。漫画も面白いし。

    酒を水で割って飲むほど落ちぶれちゃあいねえや、は最高です。良いお酒は是非ストレートで飲んでチェイサーをつけよう、と心に刻みました。でも昨今はハイボール(しかもトリスハイボールもそこかしこに見られる)がはやっているので今ならば山口氏もうんうん、とうなづかれている事でしょうにね。

  •  
    ── 山口 瞳《酒呑みの自己弁護 197303‥ 新潮社 197903‥ 新潮文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4101111073
     
    …… 《第一回「日本腰巻文学大賞」197303‥ 面白半分》
    …… 索引がすごい。だいたい、こんなエッセイ集にパソコンもないあ
    の時代にこんな面倒な索引を作成するというところが強迫的である。
    http://kokaz.c.ooco.jp/20120916.html
     
     深井 周二 殿(19801205 謹呈)
     
    (20091202)
     
    ── 山口 瞳《酒呑みの自己弁護 20101008 ちくま文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4480427686
    …… 迷信はあらゆる論理に打ちかつ(モンテスキュー)。
     
    〔刺身が美味いわけ〕
     酒を呑んでいた頃、酒なしの刺身は、ちっとも旨くなかった(1973)。
     酒を断ってからは、酒なしの刺身が、ひときわ旨くなった気がする。
     白い飯と、その他の惣菜を仲介して、何もかも旨くしてしまうのだ。
     牧水も李白もハイヤームも、どうしてこの法則に気づかなかったのか。
     
    ── 山口 瞳《酒呑みの自己弁護 197303‥ 新潮社 197903‥ 新潮文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4101111073
     
    (20170302)
     

  • 学生時代,なぜだか古本屋で購入した一冊。しかも山口瞳はこれ一冊しか持っていない。今の自分からすると,この本に惹かれるのは運命だったのか(大げさ)。内容はタイトルから推して知るべし。男の思い出の酒語り。

  • 人名索引あり

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著者プロフィール

1926年東京生まれ。小説家、随筆家。『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞受賞。おもな著作に31年間連載したコラムをまとめた「男性自身」シリーズ、『血族』『居酒屋兆治』など。1995年没。

「2014年 『ぐつぐつ、お鍋 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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