- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101149202
感想・レビュー・書評
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かつて、行ってみたい場所を聞かれると「江戸」と答えていた自分がいつかの機会に手渡された一冊。お江戸の風習や文化については、見習うべきところが多々あると思っていた自分にとってはさらに見習う点が増えた一冊になりますた。特に、弱い人をそのままにしておくと自分のまちがそういうまちと見られてしまう、という点は今すごく薄れているけど、弱くなってからまちを見たらそう見えるだろうなと。好きなまちに住んでいるんだから、ずっとそう思えるようにできることはしておきたいなと。
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いくつかの部分で歴史認識が違う箇所があったが、雑学的に知識を得るにはちょうどいいくらいの記述だと思う。
この本をきっかけにより深く知識を掘り下げるというスタンスで読んでみるのもいいかと思う。 -
レンタル屋、食べ歩き、花火や花見やガーデニング、宝くじ……、身近に感じられる物事がたくさん。
モノを大事に使い、自然を尊敬し、助け合いながら暮らす江戸の人々の生活音が、すぐそばで聞こえてきそうな気がする楽しいガイドブックでした。読み終わると、あぁ、現代だった、と少しさみしい気持ちに。
毎日を丁寧に暮らしたいと改めて思わせる一冊。 -
江戸時代の庶民の生活などをテーマごとに紹介してくれている本。瓦版のシステムなんかは、かなり先進的やったんやなー。
日本史の勉強で江戸時代に差し掛かったころに、一読しとくと勉強に興味が持ててテストの成績UPしてたかもしれんな(笑)
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日本中にお江戸ブームを浸透させたNHK人気番組の名物コーナーがついに文庫化。「瓦版」「浮世絵」「花魁」「戯作者」「相撲」「花見」「蕎麦」「豆腐」「富くじ」など、江戸の庶民の日常が手に取るようにわかる。日向子さんは、江戸の街角からこちらに語りかけているからだ。幽霊と共に生き、娯楽を愛し、かかあ天下だった世界都市・お江戸の最良のハンドブック。著者イラスト入り。 -
憧れの、江戸ライフ。
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杉浦作品は、いつも江戸、いいな。と思わせてくれるので好きです。
色々見習いたい部分も多くて、江戸の庶民の生活に興味が出てきました。 -
面白い。
きっと日々の生活は大変なこともあっただろうし、楽しいことばかりでは
ないのだろうと思うけど、それは現代も同じ。
「人間一生、物見遊山」
この精神が素晴らしいと思う。 -
昔、見てた時期あったなぁと懐かしさから手に取っただけだったけれど
非常に読み応え有って面白かった。
最後の解説にてひなこ先生が亡くなられていることを知ってショック。 -
江戸って面白い。いまに通づることもあるように思う。テレビ番組からの本ということで入門要素が多い。