- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101167596
感想・レビュー・書評
-
私の友が「覆面作家」として書いてるのでは?
いつもしをんさんのエッセイを読むと、そう思ってしまう。
ノリの良さ、どこかにいってしまう妄想、今回でいうとオダ○ョーへの熱の入れ方、どれも何となく友に似てるんだよなあ。弟もいるし。
そう、しをんさんが「三国志」にハマらん女子はいない!ということで読んでみたのだが、私には難しく序盤で挫折...。それにホ○漫画(本文通りの記述)も、まだちょっとハードル高いかなあ...。
友と笑って話してるみたいで、面白かったです! -
「乙女なげやり」のレビューで「乙女」と「なげやり」の言葉の合体について書いたのだが、今回のタイトルは「桃色トワイライト」だ。
これは、しをんさん曰く「少女漫画タイトルの法則」によるものらしい。
「ひかえめレモン」「恋色メタモルフォーゼ」「ゆびさきミルクティー」「ときめきトゥナイト」「きもちフルムーン」
名詞を二つ重ね合わせると、なんじゃそりゃという珍妙さが生まれる。
そういうことで、意味が分からないが、何となくいかがわしくて、何かが起こりそうな予感の『桃色トワイライト』に決めたそうだ。
三浦しをんさんのエッセイは抜群に面白い。
だが、その面白さを伝える言葉が出てこない。
こんな表現力のなさをもどかしく感じていたら、解説の岸本佐知子さんが的確に書いてくれていたので一部を抜粋する。
---ココカラ→
三浦しをんのエッセイの最大の魅力は、何といってもライブ感だ。
次々に流れては過ぎていく〈今〉をはしっとつかみ取ってくる、その運動神経のよさ。
そうやってつかみとってきた〈今〉にあやまたずツッコミを入れていく、キレキレの言葉芸。
うかうかしていると、思いもよらないときに思いもよらない角度から思いもよらない語彙のツッコミが飛んできて、飲んでいたお茶を盛大に吹くことになる。
←ココマデ---
三浦しをんさんの「爆笑エッセイ」読破を目指して、2005年出版の本作まで達した。
2008年の「悶絶スパイラル」と2012年の「お友だちからお願いします」は読んだので、
次は2009年の「ビロウな話で恐縮です日記」を読みます。
# 最近は2000年~2010年頃の本もよく読んでいる (^-^)♪ -
しをんさんの日常、こんなにすごいのか!
笑いの絶えない1冊. -
2004年~2005年にウェブマガジンに連載されたエッセーを収録。
抱腹絶倒の爆笑エッセー。変幻自在に躍動するコトバの数々。そう言っちゃうの、と言うくらい誇大な表現が全く不自然じゃない。内容がある意味とても濃かったのに、消化不良にもならなかった。
こんなに笑ったのは大宮エリーのエッセー以来。もっと読みたいな。 -
気楽に楽しく読めるけど、妄想についていけない…
-
電車で読むとニヤニヤして怪しい人になってしまうけど
この人ってエッセイと小説で全く持ち味変わるよね。
どちらも好き。
こんな偉大な姉のことを「ブタさん」と呼ぶ弟さんとの
掛け合いもいい。 -
森田さんとのやり取りを夢中で書いていたせいで電車にかばんを忘れたり、「ゆびさきミルクティー」に大ウケして自らあらすじを考えてしまったり、予想を軽々と越えていくおもしろさに笑いすぎてちょっとよだれが出た。家以外の場所では読めないことで有名なしをんさんのエッセイは、しかも「新撰組!」や「仮面ライダークウガ」などの時事ネタも色あせることなく生き生きと読ませてくれる。物陰カフェが実現しますようにと他力本願な祈りをささげつつ、こういうときのためのネットとばかりに「ゆびさきミルクティー」を検索し、題名の由来を知った。
-
はあ、癒される。賢い人の面白い日常を覗くことはこんなに楽しい。生きてる文章を書けるってすごいぜ。
「ゴー・トラ」談義のレベルの高さに頭が下がります。
これですね!エッセイ!
私も読んでみますー!楽しみ☺︎
これですね!エッセイ!
私も読んでみますー!楽しみ☺︎
表紙が松苗あけみさん絵の本を、3冊見つけたんですよ。そして2冊読破。
まだ1冊手元に〜\(//∇//)\今から読みますよ〜...
表紙が松苗あけみさん絵の本を、3冊見つけたんですよ。そして2冊読破。
まだ1冊手元に〜\(//∇//)\今から読みますよ〜♪