- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101167633
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
著者の働く女性へのインタビューをまとめた文庫。
何れの女性も、誇りを持って楽しげにそれぞれの仕事に取り組んでいることが伝わってくる。
男性がインタビュアーを務めると技術や苦労話など職業に焦点を当てた話になりがちだが、三浦しをん氏の話術なのか人柄なのか、インタビューは女子トークの様相で、対象の人物をより際立たせる。
こんなに前向きに仕事に向き合えたらと思い、早速、就職活動中の女性に本書を勧めた。 -
働く女性のインタビュー集。
三浦しをんが聞き手なだけあって、軽妙。
「女性」というか、「かっこいい大人」かな。 -
インタビュー集なので、他のエッセイのような三浦節は抑えめ…
正直普段のエッセイの方が面白い。
割と真面目なお仕事紹介インタビュー。
でも色々な職業が紹介されるので興味深くはあります。
気になった職業はマンガアシスタント。
薄給のイメージですが、生活が成り立つならちょっとやってみたい。 -
いろんな仕事をしてる女性へのインタビュー。
働き方は一つじゃないんだなーと改めて感じる一冊 -
64冊目
-
色々なお仕事をしている人たちにインタビューするという内容。お仕事の紹介というよりその人物に対して深く探ってる感じで楽しかったです。どの人も仕事への熱量と集中力がすごくて、すごいなと思いました。
-
やっぱり染織の方が気になる!
いろんな仕事、いろんなやり方、仕事だって十人十色ってわかっている。
けれど、周りが四大卒で会社に就職して働いているのを見ていると今の自分のあり方に不安を覚えてしまう…いつまで自分探してさまよってるのか。
三浦しをんさんを含め、この本の女性たちのように、いつか、好きで誇りを持てる仕事に出会いたいな。 -
4月から社会人になって、働き始めて。
自分の仕事がどうにも好きにはなれず、でも辞める気力も勿論勇気もなく、だらだらと働いている感があったので購入、即読了。
三浦さんの色々な仕事についている16人の女性へのインタビュー集。
特殊技能とか手に職、とかに憧れがずっとあるけれど、自分はそういう職業につくことはないだろうと思っていて、そしてそのままなんとなく事務職に。だからこそ仕事のだらだら感があるのかなあ。
だけど三浦さんの仕事についての考え方や、この本に出てきた女性の方のお仕事の話を読んで、好きなことや仕事のことを、自分でも少し考え直しました。
自分だけが特別なのではなく、普通なのでもなく、仕事とは自分と向き合う方法で、また社会との繋がり方なのかなあと。
あとこの本を読んで行ってみたい場所がまた少し増えました。ふむふむ。