作家の犯行現場 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101204345

感想・レビュー・書評

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  • この本読んでたら旅に出たくなった。私もミステリの舞台になった所に行きたい!

  • エッセイとしても面白いし、ミステリー案内としてもボリューム充分。

    マニア、というほどではないけど、廃墟、とか森林の廃線鉄度とかに凄く魅かれる時があります。

    かつて喧騒に包まれていたエネルギーが拡散して今はただ静かに朽ちるのを待っているみたいな、寂しさと懐かしさがすごく、、、(理解者少数?)

    日本最大の廃墟無人島、軍艦島をめぐる掌編&エッセイはそんな廃墟とかの魅力(妖力)が存分に詰まっています。
    他の話も、視点が面白くて、ミステリーを抱えて旅に出たい気分になります。

  • ミステリの舞台をこれだけ提示されてしまうと、行かねばなりますまい。余談ですが、自宅から、作中の某所が臨めます。幸せ〜。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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