- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101240527
感想・レビュー・書評
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ひたすら辛い。突然巻き込まれて、何もわからないまま異世界に飛び込む物語。信頼できそうと思った人は皆、裏切り、誰も信じることができない。でも死ぬのは何か違う。自分にこの強さは無い。一体、この強さは何なのか。上だけで終わるのは本当に損です。下まで読まないとカタルシスは得られません。
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孤独な少女、陽子の戦いの話です。陽子と一緒に、十二国記の世界を知っていくことができます。
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正直、く、苦しかったぁ〜。
カタカナは知ってるけど、新しい響は定着するのに時間がかかるしからメモ必須。
こっからどう転がってくのか…。
屍鬼の一巻目半分位で挫折したのを思い出した。
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まだ面白さがわからない
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えっと、まだ上巻しか読んでいないせいか、話題になるほどの面白さを感じとれていない。むしろあまり気分の良くない話ばかりで、早めに下巻を読むことにする。
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ごく普通の優等生陽子の元に、突然、金髪の男ケイキが現れ、『あちら』の世界に連れて行かれる。しかし、その道中ではぐれてしまい、『あちら』の世界で1人になってしまう。ケイキを探し回るも、その世界の住民たちは陽子を捉えようとし、妖魔と呼ばれる猛獣たちは毎晩襲いかかってくる。ケイキに授けられた剣で戦いながら、ケイキを探し回るお話。
『誰も信用できない』ということのストレスがすごい…そして、戦闘シーンがグロテスクすぎて、陽子と一緒に吐きそうになった… -
読み始めの頃は冒頭の学校や家庭での主人公の生活の描写が小説的というか、どこか典型的な作り物の匂いがして、あくまでも平均的なファンタジー小説の範疇に収まる作品なのかなと感じていました。
とことんまで墜落し続ける主人公に、これは自分が持つファンタジーの定型の流れをただなぞっていく物語ではないのかも知れないと思い始め、そこからはこの小説が一体どんな全貌を抱えた物語なのだろう、と予測できない読書にページを捲る手が加速しました。
上巻ではとことんまで他者の暗部に浸され続け、底の底まで主人公を墜落させることに終始している風に見受けられます。それ程までに丁寧に振った後に、主人公が到達する景色とはどんなものなのか。
そしてそこの奥に見える筆者が描きたかった哲学を見届けたいです。 -
何が何やら、全然分からないのに引き込まれてしまった。