- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101250298
感想・レビュー・書評
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伊坂幸太郎のエッセイ集。伊坂幸太郎が好きな人には必読本だと思う。これを読むことによってさらに伊坂幸太郎が好きになる。
伊坂自身はエッセイが苦手と言っていたがそんことないんじゃないか?と思わせる面白さ。伊坂幸太郎の頭の中や考えなど垣間見ることができてよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりの伊坂さん
やはり最高。
おかしみに富んだ文章が沁みては抜けていく感じ。
もちろん残るものもあるけれども。
単行本の時もそうだったが、おすすめの本がいい。
何冊かだけ読んでみたらとてもおもしろかった。
今回読んでいても、本当にその本が、その作家が、
好きなのだと伝わってくる。
まるでただただ勝手に盛り上がっているようだが、
いかようにしても、それこそ読書の然るべき姿ですよね、伊坂さん。と言いたくなる。
自分の想像力で読み、その感想を自分の中で熟成させて、そのうちに誰かに伝えずにはいられなくなる。
エッセイが苦手と言っていて、ひねり出した感があるのも受け取れるが、
その苦悩を素直に表せていることがエッセイを読む者としてうれしい。
そういう作者に触れることを望んでいるのだなと気付けた。
干支エッセイ一周おめでとうございます!
本書に出てくる作品(本、映画、音楽)できるかぎりすべてメモしながら読んだ。
このメモの作品にもどんどん触れていきたいと思う。 -
「パンクロックとは叫ぶものだ」。
この節にある、伊坂幸太郎の思うパンクロックの定義が、そのまま自分が感じていた伊坂幸太郎作品の印象だったので、驚く。
小説家と作品を混同するのはどうかなと思うけど、作者の人柄も好きになってしまった。 -
ご両親と仲が良いのだなぁと感じました。
読んでる途中にゴールデンスランバーのインタビューのシーンを思い出して、あたたかくて素敵な家庭で育ったからあのシーンが書けたんだと勝手に想像して、なんでもないところで涙ぐんでしまいました(笑)
読んでみたい本が増えました。
島田荘司は占星術殺人事件を途中で断念してるので伊坂さんのアドバイス通り違う本から手を出していこうと思います(笑) -
伊坂幸太郎のエッセイ集。仙台ぐらしと、ほぼ同時期に発売。
この人の読書の仕方を読んで、普段読まないジャンルの本を読んでみたいと感じた。
個人的には島田荘司が好きなところに勝手に共通点を感じた。 -
エッセイって面白いなぁと。その小説がどんな思いで書かれていたのかが何となくわかってよいですね。
あと伊坂幸太郎さんのいろいろなオススメの本が出てきて次にこれを読もうとリストアップできました。何も知らないとなかなか新しい本に挑戦できない性格なので、、、。しばらくは飽きないで済みそうです。 -
娯楽というものがとても好きな人なのだろうなと思う。
たくさんの作品があげられている、とにかく本が読みたくなる本。
人の本を紹介するのがとてつもなく上手で、かいつまんであらすじや魅力が語られていた本のすべてが今すぐにでも読みたくなるほどおもしろそうに感じた。