大脱走(スピンアウト) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.46
  • (5)
  • (25)
  • (24)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 157
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101303291

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 高杉良の『大脱走(スピンアウト)』を読んだ。
    大企業のIT部門が外販事業から撤退することに伴い、外販事業の中心を担っていたマネージャーを中心にスピンアウトするというあらすじ。

    大企業というネームバリューでなく、個人の実力や人間性でお客様からの信頼を勝ち取り、スピンアウトした後のベンチャー企業で大企業のお客様をすべて引き取るのは相当難しいこと。

    ベンチャー企業の資金調達の難しさとかスピンアウトの難しさをもう少しきちんと書いて欲しかった。

    読み物としてはおもしろいから一気に読んでしまったけど。

著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高杉良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×