- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101334264
感想・レビュー・書評
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2010年2月5日 読了
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柔らかいけれど、意思の強い、硬い言葉が次々とページの上を踊っていく。
目をそらしたくなるようなことも、鮮やかに著者流の人生観で裁いていくのが見事。
果たして自分はそこまで恋にのめり込めるのか、は謎である。 -
読了後しばらく、5年後、がキーワードになった。今日が不安で、孤独でたまらない時にお勧めです。
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唯川恵さんの小説はあまり得意ではないのですが、
エッセイは意外と好きです。
この本もそのうちの一つです。 -
物事が起こったのには必ず理由があるし、一見マイナスに見える出来事でもそれを今後に生かしていくための糧となり、あとからプラスになっていく。それは時間が経って振り返ることで初めて気づくことなんだろうな、と私は辛いことがあった時考えるようにしています。
5年前の私は、高校1年生でした。今の大学やサークルにいるなんて、今のバイト先にいるなんて想像もしていなかったと思うと不思議だな。
5年後の私は、今の自分を見てどう思うんだろう…自分磨きに励んだり、サークル・バイト・恋愛で悩んだり、就職について悩んだりしてるこの自分を見てどう感じるか、ちょっと楽しみだな♪ -
人間は5年で相当変わります。
見た目も、心も、立場も、環境も、人間関係も・・・・。その時に全く理解できなかったことが、5年後には痛いほど理解できたり、今では普通のことが5年後には、ありえない、なんて思って暮らしていたり。
現在を生きている限り、現在の問題が山積みで、5年後なんて遠い未来のように思えるけれど、5年後後悔しないために、現在の問題にもちゃんと取り組んでいきたい、とこの本を読んで思うのです。
5年後に、こんなはずじゃなかった、と泣くのか
まあまあ、充実した5年間だったじゃない、と笑うのか、
どうなるかは分からないけれど、結局は誰のせいにもできないのですから。 -
いつも通りの恋愛小説だと思ってたから、<br>
ちょっと期待ハズレだったかな。
エッセイは苦手だってことが分かった。 -
5年後、その歳に見合った人になれるのかな。
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唯川さんは理想を語りつつも、みんな理想通りに出来るわけではない弱いもんなんだということも分かってるし、ご本人自身も弱い部分を持っている立場から発言しているので、気後れなくエッセイが読める。<br>
正しいことってそれを発言する人は素晴らしいと思うけど、正しすぎて辛い時もあるんだよね…。<br>
5年後、自分が自分自身の力で幸せになっていたいと思いました。 -
幸せって何だろう?そんな、あちこちで、誰もが、たーくさん繰り返してきた問いがテーマ。章題がぐさっと胸にくる。「そんなに愛されたいですか?」「今の自分は好きですか?」等々。うぅー痛いよ。