本格小説(上) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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本棚登録 : 1090
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (605ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101338132

感想・レビュー・書評

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  • すっごくよかった!!!早く続きが読みたすぎて!!!!!

  • 2015.09.14読了。
    今年12冊目。

  • 読み始めた時は、あまりの前書きの長さに
    我慢して読み進められるのかどうか、とても不安
    でも、あれは必要な前書きというか
    いま現在の時代から、終戦後の日本の世界に戻るために
    必要な前書きだったんだなと読み終わってわかる
    これは恋愛小説なんでしょうか…
    下巻に続く

  • ジェイン・エア「嵐が丘」とセットで読んでね。

  • 長い長い話 は読んだ。
    ここまででとりあえず満足 (積読に手をつけられた) したので、少し寝かせます。

  • かなり前に上下巻を読んだ。今回本を処分したので此処に記す。

  • 傑作とも言える。軽井沢を舞台にしたのは、『嵐が丘』とは雰囲気違うが、そこも狙いだろう。骨太に人間模様が描かれ、語られる。長さを感じさせないのも著者の腕による。

  • 下巻にて感想を

  • 「本格小説の始まる前の長い長い話」
    物語の構成として必要かといったらいらないような
    気もするけど、個人的には”そのころ”の空気感が
    なんとなく伝わってきて、興味深かった。

  • 大好きな小説である嵐ヶ丘を下敷きにしているということで読み始めました。女中が語る一家の物語という構成、ストーリーが似ているだけでなく、設定や説明の細かさが与えるリアルさも嵐ヶ丘に似ていると思いました。
    下巻はまだ買っていませんが、上巻には戦後すぐの日本の富裕な層の人々の暮らしが細かく描かれ、それを背景に展開していくであろう下巻も早く読みたい気持ちでいっぱいです。

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著者プロフィール

水村美苗(みずむら・みなえ)
東京生まれ。12歳で渡米。イェール大学卒、仏文専攻。同大学院修了後、帰国。のち、プリンストン大学などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』を刊行し芸術選奨新人賞、95年に『私小説from left to right』で野間文芸新人賞、2002年『本格小説』で読売文学賞、08年『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』で小林秀雄賞、12年『母の遺産―新聞小説』で大佛次郎賞を受賞。

「2022年 『日本語で書くということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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