- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101351513
感想・レビュー・書評
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金城一紀さんの本はどれも勇気がもらえるので好きです。
一話目で刑法を学ぶハードボイルド愛読者の主人公の男の子が
『ー本当は小説を書こうと思っているんだ。読んだみんなが救われるような作品を書けたらって思うんだけどね。ー』
と言っているのが、金城さんと重なってみえるような気がした。
タイトル通り、三話とも男同士の対話で展開していく。
金城さんらしい朝鮮や、政治的抗争、弁護士、病気といった個性的なキーワードがいくつも登場するが本当に言いたい事はそこじゃない。
これは恋愛小説だ。
本当に大切な人ができたら、その手を離してはいけない。(比喩的な意味だけではなく)
と作者は言いたいのだと私は思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
友人が勧めてくれた本。春樹チルドレン・金城一紀初挑戦。うん。なかなかいい。読みやすくて2時間ほどで読めた。恋愛小説でもこんな淡々としてるのは嫌いじゃない。 2010/063
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題名『対話篇』。これにどの様な意味を込めたのか正確な理由は分かりませんが、対話に重きをおいた物語だと感じました。一般的なものに比べ、ややセリフの多い小説でした。多分。
しかしその分、かなり読みやすく、人物の気持ちも汲み取りやすかったように思います。
個人的には『花』が好きです。 -
恋愛感に不思議と共通点のあるさん組の対話。
すがすがしい作品と、耳に残るフレーズがよい。 -
金城一紀の短編集。
攻め方は違うけど、やっぱりタッチのしかたは同じ。そんな感じ。「忘れな草の花言葉」の下りは泣ける。
でもやっぱりゾンビーズシリーズの方が好き。 -
そう。僕にとって、最高の恋愛小説は「GO」なんだ。
死と恋愛と忘却についての短編小説が3作品掲載されている。
「あした、死ぬとしたら、何をする」
この質問に満足に答えられない僕は、
圧倒的に想像力が欠如している。
でも、やっぱり大切な人の手は絶対に離しちゃいけないんだ。
ねえ、そうは思わないかい? -
友人の勧めで
金城一紀初めて読みましたがいいですね
各短編がそれぞれゆるやかに繋がっていて
どれも恋愛をテーマにしたお話です
俺は「永遠の円環」が好きです
決してハッピーエンドというわけでは無いんですが
また読み返したいです
追い詰められた時に何を考えるかなんて
自分にも分かりませんもんね
「もし明日死ぬとしたら、あなたは何をしますか?」 -
まさに買って読んでない本;)
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映画篇がとてもよかったので読んでみたが、こちらはいまいち。