- Amazon.co.jp ・本 (674ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101366715
感想・レビュー・書評
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有名作家さんの短編集
ミステリーやSFっぽいものまでバラエティで
内容も裏切らないですし、私みたいな無知な初心者にはもってこいです。
世の中いろんな作家さんがいてまだまだ未知の分野もたくさんありこれから開拓していきます。
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旅行中に読もうと思ってたのに、結局はじめの伊坂幸太郎しか読めなかったこの本をようやく読みました。
アンソロジーって感想書きにくいなぁ。
せっかく豪華なラインナップなので一言ずつ。
伊坂幸太郎、ちょっとわかりにくかったけど、あれ?ってなっていろいろ確認してしまうところが伊坂幸太郎です。
近藤文恵、ロードレースのスピード感や過酷さだけでなく心の葛藤がほろ苦く、サクリファイスの続きが読みたくなりました。
有川浩は既読だったので、わかって読むと少々あざとい感じもしたのですが、それでも涙決壊寸前。(一度目は号泣だったから)
米澤穂信、この中ではいちばん好きだな。
なかなかホラーな展開だったけど、いろんな名作や名言の引用が効いていて、オチも見事。
佐藤友哉、唯一知らなかった人。
文章が若いなぁという印象だったけど、そう年変わらなかった。
道尾秀介、暗く重い話だけど、クリスマスソングをモチーフにした童話があたたかく、叙述トリックはありがちだったけどハッピーエンドでいい話ですね。
本多孝好、悪くないけど猫惨殺ってのがだめだな。
結局、秋山くんたちとアゲハの関係はあるのかないのか。と思ったら、ちゃんと話があるようで。
いろいろ読んでみたい本が増えました。 -
伊坂幸太郎の首折男の周辺
最後が良かった。
首折男のための協奏曲を読んでみたい
近藤史恵 プロトンの中の孤独
スポーツ物はあまり読まないけどこれは
すごく良かった!サクリファイスを読む!
有川浩 ストーリー・セラー
なんだかとても胸がいっぱいになった。
成功の裏にある妬みや恨みに頭を圧迫された。
ここまで信頼できるパートナー欲しいな。
佐藤友哉 333のテッペン
なんだか消化不良。モヤモヤ…本編読めば
解決されるのかな…と思いつつ気が進まない。
道尾秀介 光の箱
ラスト良かった!短編ながら工夫もあって。
ふんふん。こういう道尾作品は好きだな。
米澤穂信さんのは、つい最近読んだので今回はスルー -
有川さん目当てで買ったアンソロジー。。。有川さんももちろん良かったけれど、近藤史恵さんと道尾秀介さんが、予想以上に良かった!
近藤史恵 『プロトンの中の孤独』
最近読んだばかりの『サクリファイス』関連のお話だと、ブクログ仲間さんが教えてくれて、はやる気持ちで読了。
『サクリファイス』での石尾の決断につながる新人時代の心情や体験が描かれていて、感動がさらに深まります!
道尾秀介 『光の箱』
凝った構成と抑制のきいた文章に、気持ちよく騙されて、なんだかとてもうれしかった。高校時代の「事件」が苦く重たいだけに、結末のあたたかさに救われます。
有川浩 『ストーリー・セラー』
序盤の、「読む側」から見た「書ける側」への想い、首が痛くなるほど「うんうん!」と何度も肯いてしまうような共感をもって読みました。
「読む側」の彼と、「書ける側」の彼女が、彼女の作品を媒介におずおずと心を通わせていく前半が素敵。
後半は、書くことを選んだが為の悲劇が「これでもか!」とばかりに彼女を襲って、読んでいて辛かった。。。
でも、有川さんにとっては、書かずにいられない作品だったんだろうなぁ。。。-
おおーっ!!
もう読まれたんですね(^O^)
自分も
道尾さんの『光の箱』と
近藤史恵さんの
『プロトンの中の孤独』と
...
おおーっ!!
もう読まれたんですね(^O^)
自分も
道尾さんの『光の箱』と
近藤史恵さんの
『プロトンの中の孤独』と
米澤穂信さんの
『玉野五十鈴の誉れ』かなぁ〜♪
あとなんと言っても
『ストーリー・セラー』
ですよね(T_T)
この短編が
後に長編になるみたいだけど、
もう前半の掴みの部分で
完全に引き込まれました(笑)
まろんさんの言うように
後半はかなり辛かったし、
電車で読んでて
途中下車せないかんくらい
グズグズに水が出て焦りましたよ(汗)(^_^;)
けど、こういう企画は
ホンマいいですよね。
知らない作家たちに
手っ取り早く出会えるし、
近藤さんや
道尾さんはコレを読んで
初めて知ったんですよね(^O^)
2012/05/07 -
下関までの長旅、お疲れさまでした!
お仕事にボクシング、バンド、草野球の監督、そしてブクログに丁寧なレビューやコメントと、円軌道の外さんの1...下関までの長旅、お疲れさまでした!
お仕事にボクシング、バンド、草野球の監督、そしてブクログに丁寧なレビューやコメントと、円軌道の外さんの1日は、私の1週間くらいの充実度じゃないかしらと、感動してしまいます。
レビューの中に無断で登場させてしまってすみません(・_・;)出演料は、ガリガリくんの当たり棒くらいしか見当たらないのですが。。。
円軌道の外さんが、『サクリファイス』関連のお話だと教えてくださらなかったら、この本を読むのはもっと後になってたと思うので、『サクリファイス』の感動がまだ強く残ってるうちに『プロトン~』を読めて、ほんとによかったです!
私も、道尾さんはもっと固い感じの作品を描く方かと思ってたので、これで一気に興味が深まりました♪
『Story Seller』は2、3と続巻があるらしいので、見かけたらまた買ってこようと思ってます(*'-')
2012/05/08
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短編集。有川さんのお話で、泣きそうになってしまいました。
2、3と購入しているので引き続き読みます。 -
不思議な余韻を残す話が多く華やかな雰囲気やほの暗い雰囲気、切ないものなど種類も豊富でそれぞれの個性が出ていて面白かった。
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短編だけど読みごたえがあって、それぞれの作家の特徴が出ていてオモシロイ。
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7人中3人の作家さんが「はじめまして」だった。順に、最後にちょっといい話。 自転車競技って面白そう。 書き手の気持ち。 「儚い羊・・」また読もかな。サラッと狂気な主人公、あぁ気になる。 「マサキ」、ハッピエンドで良かった。 ちょっとSFっぽくて後半凄く良かった。 読みたい作家さんが、また増えた。
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現代作家の短編小説集。
母親に米澤穂信の「玉野五十鈴の誉れ」が凄く面白いと勧められたので、読んでみたが、これが非常に面白かった。
如才ない使用人の五十鈴と主人公の友情の機微を、絶対的な権力を持つババアという環境設定の中で上手く描いていると思う。
一見危うく見えて、実は深く結びついている友情の物語が読んでいて心地よくもあり、後半の展開には引き込まれた。 -
伊坂さん、有川さん目当てで購入。
「首折り男の周辺」は、少し複雑だったけど伊坂節炸裂でほぼ期待通り。今まで読んだ伊坂さんの短編はかなり軽いのが多かったから、短編にしてはけっこう読みごたえありました。
有川さんのも良かったけど、結末が切なすぎるー。誰かが病気になる話は好きじゃないので。泣かされて当たり前と思ってしまう、ひねくれた性格。
他の方は初めて読みました。近藤さんはスポーツを通しての人間らしさが描かれてたし、米澤さんのは物静かだけどゾッとする怖さがあるし、道尾さんのは心地よい裏切りでほっこりしたし、本多さんのは全く先が読めないドキドキ感があったし。どれも良かったですが、佐藤さんのだけはどうにも私にはハマらず。残念です。
本多さんのは、好きだけど少しだけファンタジーな設定だなぁと思ってたら、他の作品とリンクしているみたいですね。今回の話をより理解するためにも、そちらも是非読んでみたいです。
どれも個性豊かでけっこう面白かった!新しい作家さんを開拓できそうでうれしいです。そのキャッチの通り、面白いお話を売って頂きました。