細胞から元気になる食事 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101372310

作品紹介・あらすじ

肉や牛乳、脂肪の過剰摂取で生活習慣病が急増、スポーツ選手のケガや故障も目立ち始めた。玄米や野菜、イモ類、豆類、海藻類中心の食生活で、体内の炎症を抑え、解毒能力を高める、予防医学の知恵。これまでの栄養学は間違っている!ダイエットだけでなく身体の解毒効果の高い、山田式"断食"法も紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 分子栄養学の本。
    分子同士の関係性が面白かった。
    エビデンスがあればもっと良かったけど、そんな都合よくエビデンスはないのだろう……
    読み返してまとめたい。

  • 健康における食事の重要性については論を俟たないが、その重要性にもかかわらず、自分がいかに食事について無知だったかを思い知らされた。

    「骨粗鬆症を予防するために、もっと牛乳を飲んでカルシウムの摂取量を増やそう!」と思っている人は、一読の価値あり。

  • ●山田先生の最新刊「アスリート食」の広告を見て、この本を読む気になった。基本的な部分は同じはずと推測。

    ●要点
    プロ野球選手や大相撲力士の故障が減ったり、バイタリティが高まるなどの効果がある。一般生活者にとっても有効。

    私たちは食べたものからできている。
    We are what we eat.

    ビタミン、ミネラルが細胞を活性化させる。
    ビタミン、ミネラルの摂取は核心的に重要。

    食事の基本は玄米菜食。
    精製した穀物はビタミン、ミネラルが失われている。
    過剰はタンパク質は体に悪い。
    玄米と豆の組み合わせで必須アミノ酸を含めてタンパク質が十分摂れる。
    日本人の健康は食生活の西洋化で悪化した。
    肉、牛乳は体に良くない。

    理想の食事をわかりやすくまとめると
    マゴハヤサシイとなる。
    米は、
    白米(最悪)<玄米<発芽米<催芽米(ベスト)

    推奨商品
    乳酸菌が玄米の10万倍の発酵催芽玄米
    スーパーやまだGEN氣
    https://item.rakuten.co.jp/naturalweb/830978-genmai-tannpinn/

  • 毎度の食事の大切さがわかる本です。
    基本的な考え方がわかりやすく解説されている良書です。
    例えば、
    ・食事はマゴワヤサシイを合言葉に(カロリーに比較して栄養価の高い炭水化物で、豆類、ゴマ類、ワカメ類、野菜類、魚類、シイタケ類、イモ類)
    ・過剰なたんぱく質(肉食や卵)は逆効果
    ・マーガリンはダメ
    ・牛乳は飲まない
    ・白米よりも玄米
    ・野菜の生食を取り入れる
    ・ミネラルファスティングでリセット
    ・ミネラル、ビタミン、カルシウムをサプリで補給
    ・タウリン食品(イカ、タコ)で解毒
    ・1日2Lの水
    ・亜麻仁油大さじ2杯
    ・発酵食品(植物性の漬物やキムチ、納豆など)で腸内の善玉菌を増やす
    など

    次は、作者のミネラルファスティングの本も読んでみようかな。

  • 栄養学の基本思想が書かれている本。大局を知るには便利と思う。

  • 食べ物が健康にとっていかに重要かということは理解できた。ただ、もう少し具体的な根拠が欲しかった。

    以上

  • 配置場所:2F文庫書架
    請求記号:498.5||Y 19
    資料ID:C0029383

    細胞レベルで食事、してる?(スタッフ)

  • 山田先生の本は3冊目なんだけどハズレがない。
    今回の題名の
    「細胞から元気になる食事」とある様に、細胞から元気になる食事がアスリートにどう関係してるのかも書かれていた。

    以下気になった部分。

    ・「正しいもの」を食べるのは、筋力や技術の向上よりも重要なこと

    ・動物性蛋白質の多食は骨をも溶かす

    ・血糖値のお話
    (急激に上げるとインスリンが多量に出て低血糖を起こし、集中力の低下、頭痛、虚脱感、情緒不安定、睡眠障害など、様々な症状がおこる。
    因みに、高血糖の状態が長く続いてる状態の時に糖尿病が発生しやすい)

    ・牛乳は飲まない

    ・自然塩と精製塩の大きな違い

    又々凄く勉強になりました。

  • 請求記号・498.5/Ya 資料ID・310005324

  • ■健康

    1.マグネシウムが欠乏することで筋肉の細胞内にカルシウムが過剰に入り込み、筋肉が収縮したままになることからケイレンが起こりやすくなる。

    2.アメリカのスポーツドクターの中には、スポーツ選手が訴えるエネルギー不足のうち、八、九割は動物性たんぱく質のとりすぎによるものではないかと指摘する人もいます。

    3.生の果物や野菜、そして発酵食品にはたんぱく質分解酵素が豊富に含まれています。

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著者プロフィール

山田豊文(やまだ・とよふみ)
杏林予防医学研究所所長。日本幼児いきいき育成協会(JALNI)会長。
あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていけるという「細胞環境デザイン学」を提唱し、本来あるべき予防医学と治療医学の啓蒙や指導を行う。2013年に「杏林アカデミー」を開校。講座を通じて、細胞環境デザイン学を日本に広めていくための人材育成に力を注いでいる。2018年にはJALNIを始動、2022年に現法人名に変更。子どもの健全な育成を目的としたさまざまな活動を全国各地で展開している。
主な著書に『細胞から元気になる食事』(新潮社)、『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』(河出書房新社)、『脳と体が若くなる断食力』(青春出版社)など。

「2022年 『脳に効く!「聞こえない音」と「見えない光」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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