鎖(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425313

感想・レビュー・書評

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  • 2010.8.30読破。
    凍える牙の音道さんシリーズ。
    占い師の家で、4人が布団で手足を縛られて殺されるという事件が発生。その捜査の途中で、ワガママな男と組まされ、一人で捜査している時に薬を飲まされ、誘拐されてしまい…という話。

  • エリート意識だけ強くて鼻持ちならない男とコンビを組むことになった女刑事・音道貴子。前途多難な彼女の身に降りかかった不幸は相方運がないだけではなかった。
    男社会の中で果敢に戦う主人公がすごく好き。
    <上・下巻>

  • 武蔵村山市で占い師夫婦と信者の4人が惨殺された。特別捜査本部に召集された音道貴子が組まされた相棒は、最悪のやつだった。上巻では、事件の進展よりも、この相棒の星野がなんとかならないものかと本当にムカムカしながら読んだ。こんな人が組織の上部にいたら、組織を内側から腐らせていくんだろう。

  • 凍える牙の続編。
    もう滝沢さん出てこないのか、と半ば落胆してたら滝沢さんちゃっかり登場してたっていう。

    凍える牙を読んでも思ったけれど、このシリーズの緊迫感の出し方とかスピード感がたまらなく好きだ。
    下巻を早く読み終えたい…!

  • 凍える牙よりも面白かった。
    また、滝沢さんが出てくると思わなかったなぁ。

    いや、それにしても、あの星野みたいな男は最低だ。
    あんな人とは一緒に仕事したくないな。

    エピローグがよかった。

  • 読みごたえのある本でした。さすが乃南さんの音道さんシリーズ。この本で一気に滝沢さんが好きになりました。

  • お姉ちゃんから借りる

  • 音道シリーズ第2弾

  • 図書館にて。
    音道刑事のシリーズは毎回男気が感じられて好きだが、
    今回は相棒の嫌な奴ぶりがあまりにリアルでむかむかした。
    それがあって小説が生きてくるのかもしれないが、
    あまりにむかついて読んでるのが嫌になるほど。
    小説家ってすごいなと思った。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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