マッチ売りの少女/人魚姫: アンデルセン傑作集 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102055052

作品紹介・あらすじ

雪の降る大晦日の夜、あまりの寒さに少女はマッチをともして暖をとろうとした。すると目の前に不思議な光景が浮かび上がってくるが……。人間の王子を好きになった人魚姫が犠牲にしたものは? 世界中で親から子へと今も親しまれているアンデルセンの物語。その中から『親指姫』『赤い靴』『ある母親の物語』『木の精のドリアーデ』『歯いたおばさん』などヒロインが活躍する15編を厳選。

感想・レビュー・書評

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  • 人魚姫、親指姫、マッチ売りの少女は知っていても覚えていなかったりで改めて読んだら面白かった。

  • アンデルセン傑作集。童話ではない。知ってるのは、「親指姫」「人魚姫」「マッチ売りの少女」など数点。少女、女性の不遇な話が多く、決してハッピーエンドではない。「どろ沼の王さまの娘」が良かった。題名違いで読んだことがあるかも。2018.5.24

  • 「雪の降る大晦日の夜、あまりの寒さに少女はマッチをともして暖をとろうとした。すると目の前に不思議な光景が浮かび上がってくるが……。人間の王子を好きになった人魚姫が犠牲にしたものは? 世界中で親から子へと今も親しまれているアンデルセンの物語。その中から『親指姫』『赤い靴』『ある母親の物語』『木の精のドリアーデ』『歯いたおばさん』などヒロインが活躍する15編を厳選。」

  • 人魚姫とか親指姫とか。
    幼少期の記憶とは全然違ってたし、その頃と違う着眼点で物語を楽しめた
    とりあえず、人魚姫に関する疑問を解決する手がかりが手にはいってよかった、うん。

  • ☆☆☆2020年3月☆☆☆


    「親指姫」「人魚姫」「マッチ売りの少女」など、心に残る物語の数々。別れ、悲劇の物語が多い。子供のころは殆ど読んだことがなくて、大人になって初めて読んだ。

    「親指姫」では、子供が欲しくてほしくてたまらなかった女性のもとに親指姫は運ばれてきたのだが、親指姫が旅立ってから、その「子供が欲しくてほしくてたまらなかった女性」へ出てこない。親指姫がいなくなって、その女性の悲しみはいかばかりか。また、船にくくりつけられた蝶の運命はどうなったの?


    悲しみと涙の物語。「マッチ売りの少女」は必ずしも悲劇ではない、と何かで読んだが僕には「悲劇」としか読めない。悲しすぎる。

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著者プロフィール

デンマークの作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen、1805年~1875年)。

「2022年 『即興詩人 初出影印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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