- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102094020
感想・レビュー・書評
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名曲喫茶「ミニヨン』で読み終えた。とても良い小説だった。描写の視点が独特で愛おしさも覚えた。嘘くさく無い恋愛小説かもしれない。また読みたい。(12月2日。読。)
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だいぶ前に読んだので忘れ気味だけど、恋愛のロマンチシズムに終わらず、一瞬の冷淡な思考などの捉え方がよかったはず・・
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子供という域を達していない辺りがすごい残念です。エゴイズムと主人公の感情を非難するやり方の徹底さは感嘆を覚えるけれど、それでも、もう少し心を知ればいいものがかけるのではないかと思う。エゴの次段階みたいな。そこにある愛をラディゲの書き方でかかれたものはないだろうか、と思ってしまいます。
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15・6の少年が20の人妻(マルト)に恋をするお話。よーするに不倫です、笑
最高なのは主人公の心理描写。
私小説のような臭いもするけど、太宰なんかと違って、「酔って」ないところがイカス。最高。
好きなシーンは後半にマルトが連れ回されるところ。あと、前半の暖炉のシーン。
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狂おしいほどの憧れを抱く。何故私はこの性に生まれてきたのだろう。どうしたって不可能なことを望み続けることは虚しい。