- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102113080
感想・レビュー・書評
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魅力的な人物ばかり。
どの作品も心に何かを残すものばかりだった。
アン本編よりも好きかもしれない。
タイトルで、誰に焦点を当てたいのかがよくわかる。
「失敗した男」は泣けたけれど、そのわりに普段のロバートの扱いがひどすぎるではないか、とも思う。
「ひとり息子」の結末は、覚えていた。
「珍しくもない男」は、見た目によらずなかなかいい人間だったけれど、そもそも結婚に交換条件をつけて無理やり承諾させているあたりが、ろくでもない。
その他の作品にもいろいろ思うところがあった。
面白かった。
2004.4.26
私としては「偶然の一致」がお気に入り。ありえない。けど、ほほえましい。こんなことがあったらいいなあ、と思う。他の話も、みんないきいきとしていて、とても面白かった。「父の娘」も興味深い。3人が3人とも行き違ってしまっている。結局は3人ともお互いを愛し合っていた。しみじみ、ほのぼの、とする本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集としての前作『アンの友達』よりカラフルでおもしろい。
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アンのまわりのひとたちの話第二弾。大体最後は幸せになる話ですが、一部フランダースの犬並の悲劇も入っていて、様々な話を思いつく作者に感嘆させられます。
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87(2015年では80冊)