- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161364
感想・レビュー・書評
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クリフトン年代記の2作目。これも、一気読み。本国では、3作目が既に出版されているが、日本では、まだ翻訳されていない。
ということで、ペーパーバック版をAmazonで注文してしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々に面白いジェフリーアーチャー。
前部よりも良かった。
逆光に負けずに信念を貫いて行動する主人公の話は胸躍る。
ページを捲る手が止まらず、あっという間に上下巻とも読み終えた。
第3部が楽しみでしょうがない。 -
ジェフリー・アーチャーの死もまた我等なりを読みました。
時のみぞ知るの続編でクリフトン年代記第2部とサブタイトルがついています。
第一部では学生だった、主人公ハリー、その親友ジャイルズ、親友の妹のエマたちが第二次世界大戦の時代の中、それぞれの立場で運命を切り開いていきます。
そして乗っていた車が地雷を踏んでしまったために負傷したハリーと、トブルクでドイツ軍の捕虜になりその後脱走に成功したジャイルズはイギリスに戻ります。
そこでは、バリントン家の相続に関わる重大な出来事が二人を待っているのでした。
ジャイルズの父親ヒューゴーやハリーの母親メイジーをはじめとした大人たちも魅力的に描かれています。
物語の展開が早く、想定外のことが次々と起こるので、面白く読むことが出来ました。 -
アメリカに渡ってから、イギリスに戻ってくるまでの数奇な運命。みんなが幸せな結末を迎えてくれることを祈りつつも、今回も本当にいいところで、おわっていますー。
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またもや、いい所で終わってしまった。早く続きが読みたい、第3部が待ち遠しいです。
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第2部は、舞台もイギリスの外に広がり、登場人物の運命も目まぐるしく変わる。あまりにご都合主義だと思わせる場面も有るが、そんな不満も圧倒的なストーリーの面白さの前に吹っ飛ぶ。当然、早く第3部が読みたい。
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娯楽小説として、面白かった。ただ、刊行を急いだのか、翻訳が練られていないと感じた。「それ」という代名詞が何を指すのかよくわからなかったり、とても英語的(直訳?)で日本語として違和感があったり、スムーズに読めない文章が散見されたのが、残念だった。それと、山本一力さんの後書きが、私にはあまり納得いかなかった。
ともあれ、続きが楽しみ。 -
「クリフトン」シリーズの第2弾。
前作は最高潮の状態で「次回に続く」だったので先が気になってました。
齢70を過ぎても、筆圧の落ちないといいますか、読者を引き込んでいく展開には感動してしまいます。
今日は朝から上巻を読みはじめて、下巻おわったら夕方でした。 -
第1部が少年期だとしたら、第2部は青年期ということになるのかな。前作では、周りの大人たちに支えられ助けられ、逞しく成長していく過程が描かれていたが、本作品では、自分で自分の運命を切り開いていく決断と覚悟が印象に残った。
社会に出た彼らを待ち受けるのは決して善人ばかりではない。卑しい野望の犠牲になりながらも、その経験を糧とし、乗り越え、さらに人間として大きく成長していく様が非常に面白く、前作同様、中断不可能で一気読みとなってしまった。
今回の見どころは何と言ってもエマの行動力と意思の強さだろう。“倍返し”のフレーズがぴったりな彼女の活躍は痛快そのもの。エマ以外にも、それぞれの人生に大きな転換期が訪れ、皮肉であり悲しくもあり、そして劇的に展開していく。
最終作は、逃れられない大きな問題といよいよ対峙することになる。翻訳もまだらしいので発売日がいつになるかは不明だが、続きを読める楽しみと、サーガが終了する寂しさを感じながら待つとしよう。 -
盛り上がってきたな~‼︎
第3部が待ち遠しすぎる。 -
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