ハンニバル・ライジング 下巻 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102167076

感想・レビュー・書評

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  • ラストはイマイチ

  • 博士が怪物になるお話し。

  • どうにも蛇足だった気がしてならない・・・

  • なるほどハンニバル青年は「復習」を遂げたが,あのハンニバルなだけあって,けっこうあっさりと相手を仕留めてしまうところが,ちょっと物足りないところか(なにしろハンニバルなのだから,仕方ないのだが)。また,妹ミーシャの命を奪われたことに対する「復讐」はわかるのだが,それだけで,その後の彼の怪物性を説明するのは不十分にも感じられた。あの一種の超人性はいかにして生まれたのか?その核心は結局、明かされない。結論として,ハンニバルファンにとっては興味深い内容かもしれないが、「羊達の沈黙」や「ハンニバル」を読んでない人にとっては,あるいはあまり面白くはないのかも。

  • 日本の読者のために書かれたのか?
    と錯覚させるような"紫婦人"。
    ハンニバルは日本の文化に触れ
    俳句を読む。

    記憶の図書館。
    わたしも作ってみたい。
    その宮殿を。
    そして記憶の整理を。

  • 未読

  • だんだんとハンニバルが猟奇じみてきて、ついに彼の心は長き冬へ。復讐心だけが彼の心を突き動かしているように見え、とても悲しくなりました。レクター博士は好きなんだけど、ハンニバルには踏みとどまってほしいという矛盾した感情とともに読んでしまったのですが、もちろんわたしに結末は変えられません。ハンニバルは読むと疲れるんですよ……。

  • 上巻レビュー参考のこと。

  • [03][08.01.14]<ao 日本文化が好きだ!という気持ちが伝わってくるのはとても嬉しいんだ。しかしそれがノイズになってなんとなく物語に集中しきれないのも事実。日本人から見た日本人像だけが本物というわけではないのだろうから、否定するつもりはないけれど。全然似てないけど『ロスト・イン・トランスレーション』を見たときも同じようなことを思った。<BR>
    加えて、紫夫人については東洋人としての容姿の描写が全くないというのが気になった。なんちゃって日本人(金髪で着物着てそうな)みたいに見えてしまうのも、多少はそのせいだと思う。この時代の西洋においては客観的に見てもものすごく大きな外見的特徴だと思うんだけど、それが書かれていないのはもしかして作者の中で『絶世の美女』と『東洋人』が矛盾するからでは?とか、勝手に穿ったことを考えてしまった。

  • 2007.5

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著者プロフィール

ウィリアム・トマス・ハリス三世(William Thomas Harris III)
1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。
著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。

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