- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102409404
感想・レビュー・書評
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映画「ペリカン文書」と「ザ・ファーム」は気に入っていたが、原作者のグリシャムはなんと初挑戦…だったのだが…なんじゃ、こりゃ?である。あの映画のワクワク感はなんだったのだ?己が若かったからか、あるいは役者、製作陣の力なのか。
まずもって、なんで日記やメモ書きみたいなぶつ切りの断定的な文章なのかがわからん。原文もこんな感じなの?それとも訳者さんの癖?まさかとは思うけどハードボイルド風でかっこいいと思ってるとか?
内容もなんというか、少しでも米国の法制度に興味のある向きには「うん、それで?」というしか。結末も何の捻りもないまま。事実に基づいてって、こんな仕上がりならドキュメンタリーのがましだべ?これって本国だと誰に向けて書いてるんだろう、いったいどんな人に受けてるんだろう?すっごい不思議や。
(まーた白だの黒だの言ってるよ、有色人種の判事はみんな善人かよ、白人の陪審員の目は全員節穴かよ、あとあんたらどんだけ離婚してんだよ(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実話をもとにしているところがひたすら恐ろしい。そして、主人公を通じて「献身」とは何かを教えられる。
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後半は前半同様に盛り上がらない。
いい話だから退屈はしないが、ドキドキは少ない。 -
正月休みに一気読み。
相変わらずのグリシャム。
止まらないストーリー。飽きさせない。
次回作が楽しみです。