変見自在サダム・フセインは偉かった

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103058717

作品紹介・あらすじ

アメリカ、中国、朝日新聞etc-。世の中、とかく正義を口にする者は多い。「我こそ正義」のアメリカは、平気で日本へ原爆を投下し、せっかくイスラム世界の不合理を正した偉人サダム・フセインも殺してしまう。中国もしかり。自分たちは正しく、悪いのはすべて日本だと。そんな数多ある身勝手な正義を一刀両断にする「週刊新潮」連載の超辛口名物コラム、待望の単行本化。

感想・レビュー・書評

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  • 知らんこと沢山ございまして。
    日本人として恥ずかしい限りで御座いますよ。

  • マスメディアをうのみにするのではなく、多角的に調べ、考えるべき。
    メディアの報道しない自由や、客観的でないメディアの主張があるという話。

    本当に知りたいことは、自分でいろんなソースを調べよう。

  • 著者の知識には毎回驚かされるんですが、裏は取れておりません(笑)。

    一応知っておいた方が良い内容だとも思うし、
    知らずに生きてるのもそれなりに幸せなんかもしれません。

  • 週間新潮連載の過激派時事コラム。
    まあタイトルから挑発的ですな。

    想像通りの内容で面白いです。
    基本的にはまっとうな保守思想。

    アメリカ、中韓だけではなく
    インドや英国、ビルマあたりまで
    言及して切り込む見識は◎。

    一本一本が短いのですぐ読み終わるし。
    こういう文章が書けるようになるのも目標の一つですな。

  • 断定的な口調、過激な内容に惹かれたが、疑問に思う箇所も多々ある。本書もまた一面的な見方でしかない。

    アメリカの中東戦略は理解できた。アメリカも自国の繁栄のためには、攻撃だけせずに時には敵を利用する。だから、利用価値がなくなれば、当然敵を攻撃することもある。ただ、それだけである。

    日本も自国を守るには、複眼的思考と戦略を持って外交を行わなければならない。その為には、政治家・官僚・財界だけではなく、一般市民も学んで見識を身に付けることが必要である。

    本書のような極端な立場からの言説は、人々に「物の見方は多様に存在する」ことを気付かせるという点において有用である。

  • 小気味よくて、すっきりする。短いコラムの中にギッシリいろんな要素が凝縮されている。多くの人に読んでもらいたい。

  • これはおもしろい。

  • 溜飲を下げる一冊
    全日本人必読

    毎週新潮を買うのはこの人のコラムがあるからでしょう?
    皆さん

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著者プロフィール

1942年東京生まれ。ジャーナリスト。1965年、東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部デスクを経て、テヘラン、ロサンゼルス各支局長。1998年より3年間、産経新聞夕刊一面にて時事コラム「異見自在」を担当し、その辛口ぶりが評判となる。2001年から2007年まで帝京大学教授。『週刊新潮』「変見自在」など名コラムニストとして知られる。著書に『韓国はどこに消えた⁉』 (ビジネス社)、『変見自在 バイデンは赤い』(新潮社)など多数。

「2023年 『騙されないための中東入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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