- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103368311
感想・レビュー・書評
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美術を巻き込んだ新しいミステリー。
どんどん先が気になり読み進めてしまった。他の本も読んでみたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カリスマ学芸員のパパと保育園児のかえでちゃんの会話が何とも不思議で楽しい。
大人目線だけでなく子供目線が大切に扱われていて、いろんな視点を大切にできる感じが素敵。
ピカソ、マティス、ゴーギャン、シャガールらの名画解釈と若くして亡くなった画家の思いの融合が面白く、久々美術館に足を運びたくなった。 -
18年前に死んだ画家から遅れて届いた絵葉書が謎解きになっているなんて。
その絵葉書も見たくなるような展開だった。
こういうことが伝えたかったんじゃないの? と解説してくれる人がいないと???だよなぁ。
言葉で伝えるだけでなく、絵で伝えられるって素敵。 -
<かぜまち美術館>の館長として赴任してきた父・佐久間と、保育園児の娘・かえで。
そのころ香瀬町では、十八年前に亡くなったはずの画家から絵葉書が届く、不可思議な出来事が起きていた。その画家は、かえでが通う保育園の先生・カホリの兄であるヒカリらしく……。
香瀬町の過去が見え隠れするミステリー。
文章は非常に軽く、内容も割とあっさり。
絵画解釈は面白いけど、もとの絵を知らないとピンとこないのでネットで検索しつつ。
後半になって核心に迫っていく盛り上がりは面白かったけど、前半はそこまで興味を引かれなかったのが残念。 -
図書館。
これも気になっていた作品。
かえでとカホリとヒカリ
作品のない美術館の館長
絵がわからないので、絵の
見方の解説がたいへん興味深い。
読後感のいい作品だった--
はずなのに、
最後………XXじゃないのかよ。 -
18年前に死んだはずの画家から届いた絵葉書が封印された町の過去を解き明かす―
イクメンでカリスマ学芸員のパパと保育園児のかえでちゃん。
寂れゆく町に引っ越してきた、オアシスのような父娘コンビが、ピカソ、マティス、ゴーギャン、シャガールらの名画解釈をもとに、夭折の天才画家が絵に込めた想いを読み解き、その最期の真相に迫る! -
予想外のラストでした
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さらさらさらっと読了。
アートからみのミステリー。
解釈が色々出てきて面白かった。
少し設定に無理を感じてしまう、、、。
2014年 新潮社 -
12/08/2016 読了。
図書館から。