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- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103525318
感想・レビュー・書評
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代官山にあった同潤会アパートの一部屋を舞台に4世代の思いを追っていく。しかし、一族が心のよりどころとして戻れるところがあるのはいいな。最初は小さな苗木が最後は3階より大きくなる。そのように家族が広がっていく。家族の在り方を考える。変わらない家族の心のつながり。じっとりとした作品である。
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家族のお話
戦前から現代へと流れていく、静かで優しい時間だった。
勿論平穏ばかりじゃなくて、実はこのお話の始まりから悲しい出来事も起こるし、
人も色々な理由で亡くなったりする。
それはまあ、今生きている自分もそうだから、またお話を身近に感じたりもした。 -
じんわり暖かくなる話だった。
アパートメントに住む家族の日常が描かれている。登場人物が言葉の少ない人で。それゆえに発言するときに相手を思う優しさや強い意志をすごく感じる。
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2020 1/13
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2019.07.04