1Q84 BOOK 2

著者 :
  • 新潮社
3.79
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  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534235

感想・レビュー・書評

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  • 天吾くんと青豆。
    出会えないまま、大切に思いあっていて、切ない。

    そして得体が知れない感がさらに増しています。

  • リズムがでてきた。高円寺w 続きが気になる。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。心から外に出ないものごとは、そこの別の世界を作り上げていく。書き下ろし長編小説。

  • 2013/05/11図書館から借用;2013/05/21朝の通勤電車から読み始め

  • リトル・ピープルがなんの暗喩なのか……かみなるものだとすると、抗する力が物語につづること、ってのは作者の思想の反映なのでしょうか。アンダーグラウンド読んでみたくなった。

  • いろんなことが、少しずつつながってきた。なので、今後どういう展開になるか、最後まで読む気にはさせる。
    1巻より時間経過が遅いから、少し冗長な感じもあるけど、とても重要な部分のあるところ。
    解決されてないところがそのまま残ってる。
    どうなるのかしらー。

  • だんだん青豆と天吾の人生が絡みあってきて面白くなってきた。
    さきがけのリーダーが死んだことで、天吾がリーダーの後継者となるのではないかと心配。事実身体がリーダーのようになっている予兆ではないかと思う描写があるので、なおさら不安になる。
    青豆とリーダーの会話、空気さなぎのストーリーがあったことで、ストーリーの核心が見えてきたような気がする。次回で最後だが、ラスト青豆と天吾は会えるのだろうか。どうか会ってほしい。

  • ファンタジー

  • 互いの存在に気づき
    存在の大きさを再確認し

    でも、人生を終える決断をした

    愛する人のために

  • 130426*読了
    完全に1Q84ワールドに入りこんでしまっている。
    本当は図書館で1冊ずつ借りようと思っていたのだけれど、BOOK1がおもしろすぎたのと、早く多崎つくるも読みたかったのとで、古本屋さんで購入。
    そしていよいよ、BOOK3へ。
    村上春樹は好き嫌いが分かれると思うし、作品によっても受け取る印象がどことなく違う。似ている部分はあっても。
    わたしが今まで読んだ村上春樹の作品の中では、一番好き。1Q84。

  • とりあえず結末を知りたいから読んでいる。
    やっぱり村上春樹は合わないなぁ。

    でも、青豆の一人の男を思い続ける清さが愛おしい。

  • 先が気になって以外とあっという間に読めた。
    青豆と天吾がつながってきた。
    描写のし方が豊かだとおもう。

  • 続きは気になるものの、なんとなくすぐ次を!って気分にはなれず。って感じでした。

  • さて、2人の主人公の物語。
    BOOK 2。

    青豆は、暗殺の標的、教団リーダーとの接触に成功する。
    既に彼は死に向かっていることが分かってもやはり青豆は彼をあちら側の世界に送ることを決意し実行する。

    その時に聞かされた1Q84の世界。
    「天吾」がこの世界で窮地にさらされていること。
    そしてリーダーの命と引き換えならば天吾を救えることを知る。

    殺害後、用意されたマンションの一室のベランダ。
    すぐ下の公園の滑り台にいる男性にふと目が留まり、そしてそれが天吾であることに気付く。

    新しい世界の一端を掴み始めた青豆ははじまりとなった高速道路で下った非常階段に行くが、そこに階段は無い。
    青豆は高速道路の上で銃を口に咥え、そして引き金をひく。


    天吾のもとに、「新日本学術芸術振興会」の「牛河」なる人物が尋ねてくる。
    直感的な違和感を感じた天吾は、牛河に問いただし、彼らの目的が「300万円の寄付と命の補償」と「空気さなぎ」の口止めの交換条件であることを知る。
    天吾はこの誘いを断ると決意する。

    施設に入れられている父親と会い話をするも、既に自分のことは忘れてしまったかのような行動言動をする父親。
    そんな父親から不可思議な言葉を聞かされ、その意味が「自分は本当の父親ではない」という意味と悟る。
    これまでかかえていた父親への心の重みが無くなった天吾は、改めて自分の人生を振り返る。

    父親の急変の連絡をもらった天吾はベッドの上に横たわる「空気さなぎ」を目にする。
    その中を覗き込むと、そこには自分の思い出の中にいた10歳の少女「青豆」の「ドウタ」の姿が・・・。
    暗闇の中に消え行く目を覚まさない青豆ドウタを見送りながら、天吾は「今の青豆」を探し、見付けなければならないことを決意する。

    27

  • いよいよ不思議が全体を覆う。

    1と違ってほとんど話は進まない。ある一日が長く描写される。

    ねじれた世界。空気さなぎがある世界。

  • ななちゃんに貸してもらった。
    これからどうなるのーー。早く続き読みたい。
    評価★★★としたが★★★+。

  • 内容を理解していかないと置いてきぼりくらいます。描写がとても深いなと思いました。

  • 会社の仲良しの先輩が読んでるって聞いて
    負けてられねー&こんなに流行ってるんだから読まなきゃだめでしょと思い立ち、
    1、2巻とも買い、
    しかも、一気に読んでしまいました。

    これまでの村上春樹作品とくらべて
    めっちゃ読みやすくて、面白かったです。
    それがダメって信者もいっぱいいるらしいけど
    私これ好き。

    この作品最大の謎、「リトル・ピープル」は
    文中に引用があるように
    『1984年』の「ビック・ブラザー」と対比させると
    なんとなく、私なりにつかめる気がした。

    あと、全編通して「ふかえり」のイメージが強烈に「残る」。
    設定がいろいろずるい。
    「ネコのまち」というワードが特に。

    噂になってる続編についてはぜひ期待したい。
    純粋に「続きが読みたい」。
    このまま終わっても、作品としては成立してるとは思うけどね。

  • 2011.7

  • 素晴らしい

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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