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- Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103534297
感想・レビュー・書評
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すき✌️
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2021. #5
図書館で別の本を探していたときに見つけて
タイトルと装丁にひかれて借りてみた
30分もかからず読み終える程度の絵本みたいな短編
それでもしっかり村上春樹を感じて良かった
---メモ---
P11 神もマルクスもジョン・レノンも、みんな死んだ。 -
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投稿者:ふろふき大根
「空腹感が我々をして悪に走らせるのではなく、悪が空腹感をしてわれわれに走らせたのである。」この一説をとても魅力的に感...投稿者:ふろふき大根
「空腹感が我々をして悪に走らせるのではなく、悪が空腹感をしてわれわれに走らせたのである。」この一説をとても魅力的に感じました。パン屋を襲った主人公たちがどうなってしまったのかも気になります。またいつか読んでみようと思います。2020/06/22
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村上春樹の初期の作品を絵本にした奴。短いけど、満足感のある一冊でした。
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『パン屋再襲撃』は村上作品の中で最も好きな短編。この本に収められた『パン屋を襲う』『再びパン屋を襲う』はそれぞれ『パン屋襲撃』『パン屋再襲撃』の改訂版とのこと。『再びパン屋を襲う』の最後のシーンに出て来る広告がソニーブルーレイになっている点だけ気が付いた。『パン屋再襲撃』の前日譚である『パン屋襲撃』を読んだのは今回が初めて。
『パン屋襲撃』の様子は『パン屋再襲撃』でも描かれているけど、本編を読んでみるとずいぶん簡潔な語り口。『パン屋再襲撃』のほうがこねくり回してる。まるでパン屋が生地をこねくり回すかのように。しかしオバサンがパン選びで迷う描写は春樹節としか言いようがない。好き。