- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103710110
感想・レビュー・書評
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2016.6.25読了
二人が前向きに生きていて嬉しい。特に何か大きな事件があるわけでもなく、慎ましく生きている二人だけど、ドンドン読み進めたくなってしまう。(図書館)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019.2.6-9
ホストに入れあげ強盗を犯した芭子と息子にまで危害を加えようとするDV夫を殺めた綾香が前向きに生きる中で遭遇する4編。 -
いつか日のあたる場所で、の続編
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前科者の2人がつまずきながらも前を向いて歩いて行く第二弾。
どのお話も暗さが伴っていたのが残念。
人を信じることに臆病になっている2人に追い打ちをかけるような人ばかりが登場。
その分、ペットのポッチに癒やされる場面が多かったのかな。 -
シリーズ2作目。パターンができてしまっていてちょっと飽きてくる。3作目には少し違うパターンになってるのを期待したい。
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前科者コンビの続き。
主役のふたり(把子と綾香)は、だいぶ落ち着いた生活を送っていて、それだけでも落ち着いて読めた。
人間、前に進もうと思えば、進める。が、過去はどうにもならない。引きずるしかない。隠し通すしかない。そう達観するまでの過程がゆっくりと全体を通して描かれている。
本書では、ふたりの周りに現れる人物の物語を中心に描かれている。
それもみな二面性を持っている。人は見かけに依らぬ者。。。
塀の中を経験した目を通して、この二面性を見ている。
視点が違うだけだが、それが面白い。 -
『いつか陽の当たる場所で』の続編。
芭子はペットの洋服づくりでなんとか
やっていけそうだ。
明るい綾香が職場で邪険にされているのを垣間見た時のつらさ。 -
ドラマの原作に「いつか陽の当たる場所で」と本書があがっていたので、未読の「すれ違う・・・」はこういう話が出てくるんだ~と思っていたら全然違っててびっくり~。芭子と綾香の家族も出てこなかったし、ジャグリングのお青年も出てこない。どっちがいいという話ではないけど、これはこれでやっぱり良かった。次巻が完結編だそうで楽しみ。