- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104507078
感想・レビュー・書評
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■江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。若だんなと鳴家の三途の川縁冒険譚に、若き日のおっかさんの恋物語、兄・松之助の縁談に気になるあのキャラも再登場で、本作も面白さ盛りだくさん!大好評「しゃばけ」シリーズ第六弾。
■■若旦那シリーズ。今回はミステリー要素はちょっと抑え目かな。いまさらになって気付いたことは、このお話がドラえもんやサザエさんのように時間の止まった物語ではなく、主人公達は日々成長し、その中で出会いや別れがあるのだということに、気付いた。ちょっと淋しくて切ない。 -
いちばん最後のお話がとてもよかったです。
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しゃばけシリーズ第5弾
度重なる火事にも難を逃れてきた長崎屋が、とうとう火事に巻き込まれた -
「しゃばけ」第六弾。は、のっけから若だんなが三途の川を渡りかける。若だんなならではの面白さ。超おぼっちゃまの若だんなならではのズレた感じが満載で苦笑いがもれる。
「いい人」だけで生きていけない苦みを感じさせるストーリーが新鮮。
初恋?のような淡い味の「はるがいくよ」小紅の気持ちをさておき暴走する若だんなの姿に年相応の勢いを感じる。相手ありきのモノだからねー。という、落とし所は日頃「アヤカシは人とズレてるよ」とぼやく若だんなには苦い苦い薬湯より薬になったはず。 -
「しゃばけ」シリーズ、長編も短編も、どれも好き。若旦那が小紅と出会う「今昔」のラストは…人間の宿命を感じ、深いと思った。
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この本には、5話入っている。一話が50ページくらいなので、短時間で物語を味わえるのがいい。シリーズは、キャラクターの魅力的が要因のひとつだが、娯楽的な物語の中に、きゅっと心を掴まれるところがある。人生や命を考えさせられる。次が読みたくなる楽しみなシリーズだ。
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黄泉の国が目に入った時は驚いた。
自分がそこに行った時のことを考えて、生活見なおそうかな…なんて思っちゃいました。
いつも以上にファンタジー色が濃いけど、すごく楽しく読めますよ。
おススメです。