ひなこまち しゃばけシリーズ 11

著者 : 畠中恵

• 新潮社 (2012年6月29日発売)

感想・レビュー・書評

[takeno0717さんの感想 · 2013年9月16日]

しゃばけシリーズ。何巻目だろう。表紙に書いといて欲しいなー。江戸時代を舞台に、病弱な主人公と妖怪達がいざこざとかを解決してく話。妖怪達可愛くてどれ読んでもほんわかするー。

[shushuさんの感想 · 2013年9月13日]

しゃばけシリーズ

「お願いです、助けて下さい」と書かれた木札を見つけたあと
次々と困りごとが若旦那の元に持ち込まれる


あいかわらずの面々。
２作前の「なかったことになってしまった」話も
ちょっとからんできて余計に嬉しいな

[bvboさんの感想 · 2013年9月1日]

「しゃばけ」シリーズ第11弾。 連続短編集。
「お願いです、助けて下さい」と書かれた木札と出会ったことから始まる今回。
貘・河童登場。禰々子・佐吉・仁吉の三つ巴喧嘩が面白そうだったw

[tammikuuさんの感想 · 2013年8月31日]

若だんなは本当に人が良いなぁ。
好きです。

[shadiさんの感想 · 2013年8月26日]

体は弱いが、知恵に溢れる若旦那は、不思議な事件を、妖怪たちと共に解決していく。短編風になっている。所々で、夢を食う「バク」がでてくるので、夢か現実かわからなくなる場面もある。私は、妖怪がでてくる作品が好き。特に、「ヤナギ」のような、かわいい妖怪がいい。「バク」、なんか、キャラ違うo(`へ')○☆パンチ！妙に人間くさい。

[ゆうみさんの感想 · 2013年8月26日]

「お願いです、助けてください。」と書かれた木札を拾った若だんな。すると、若だんなの周囲には困った人が次々と登場。
木札の主は一体誰？
困った人を助けるべく、若だんなと妖たちが活躍します。

＊ろくでなしの船箪笥
若だんなの親友、七之助の困りごと。
七之助の祖父の形見である抽斗が開かない船箪笥のお話

＊ばくのふだ
焼いた餅がしゃべったり、晴れているのに影がなかったり、若だんなの周囲で奇妙な出来事が発生。
その原因は、ある動物が困っていたからなのでした。

＊ひなこまち
表題作は、「ひなこ－まち」かと思ったら「ひな－こまち」でした。
江戸の町では古着屋から古着の盗難が相次ぎ、困った事態に。
今回は体調がすぐれずに離れから出られない若だんなに代わって、仁吉と屏風のぞきのコンビが大活躍。

＊さくらがり
前々作「ゆんでめて」で幻となってしまったお花見再び！
でも今回もゆっくりお花見とはいかなかったようで・・・。
禰々子も改めて登場です。

＊河童の秘薬
これまでの４つの物語で語られた伏線が見事に回収される最後のお話。
ついに木札の真相も明かされます。

[mojaeさんの感想 · 2013年8月20日]

ついにお殿様まで！美しき夫婦愛だのー
場久の落語も背筋がすっとしておもしろいし、仲間が増えてきてうれしやうれしや

[emsorangeさんの感想 · 2013年8月15日]

お江戸のみんなが、困ってる!?
大人気「しゃばけ」シリーズ最新刊。
いつも元気に（!?）寝込んでる若だんなが、謎の木札を手にして以来、続々と相談事が持ち込まれるようになった。

船箪笥に翻弄される商人。
斬り殺されかけた噺家。
霊力を失った坊主。
そして恋に惑う武家。

そこに江戸いちばんの美女探しもからんできて――
このままじゃ、ホントに若だんなが、倒れちゃう！

相変わらずの面々に久しぶりに再会できた。
そんな気分になります。

[midoriさんの感想 · 2013年8月13日]

今回の若だんなは こまち選びに参加します!!

でも いつものとおり寝込みます。
そのあいだも人の夢のなかで大活躍の若だんなです♪(^3^)/

[KOROPPYさんの感想 · 2013年7月28日]

シリーズ第11弾。
後半がよかった。
落語に、花見に、夢の中にと、動きのある話の方が好き。
安居と雪柳夫妻の「さくらがり」「河童の秘薬」が好き。
二人の人柄がいい。
妖たちの宴会は楽しそうだし、お料理がおいしそう。
最後は、じーんときた。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-a631.html

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第１回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」