ホワイトラビット

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4218
感想 : 536
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104596072

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、この人たちが絡んでるのか。ワクワク。

    伊坂さんの得意技が出ている。(いつものことか(笑))
    途中から「え?そうなの⁉︎」…そういうの、気付きませんでした…まんまと気付かなかった、自分万歳!最大限楽しめる。
    そんなこんなで、面白かった!
    読み終わったら、ええっとどのへんかなぁって探したくなる。


    『レ・ミゼラブル』
    私も読んだことがある。長いよ、あれは…(電子書籍で読んだけど、紙本で岩波文庫7巻分)
    数ヶ月かかったような。
    解説がかった箇所は苦痛にもなるので読むスピードが落ちるが、ストーリーはとても感動する。号泣もの。

  • まんまと騙されたって感じ。時系列がぐちゃぐちゃで読み進めていくと時間の全体像が浮かび上がってくるが、折尾が黒澤に入れ替わり、立てこもりも兎田から中村に入れ替わってたりと予想外の展開驚かされた。話全体を通して、レミゼラブルやオリオン座の話が組み込まれており知らなかったことも多々あり面白かった。

  • 寓話的な伊坂幸太郎らしい籠城ものでした。

  • 時系列が前後してるから目まぐるしかったけど、面白かった。

  • どんどんパズルのピースが埋まっていくかんじ。
    すっごいおもしろかった、すっきり!
    コントをみているみたい、ツッコミどころ満載!
    視点がひとつじゃないからこそこんなにすっきりできるんだね。すばらしい。

    ワンチーム!訳のわからない状況での謎のメンツで協力プレイ、最高!

    読み返したらあれもこれも全然違う話しになってしまっていた。
    2回目は話し方に着目して、こんな声なのかな?とかこんな気持ちなのかな?って想像しながら読んでしまった。
    全部演技だったのかって思って読んでみるとおもしろくてたまらなくなったし、黒澤さんがかっこよすぎる、だいすき。あと今村さんも自分がやらかしたせいでこんなことになってること忘れちゃって笑ってるところすき。

    お母さんのどんどん出てくるアイデアもすき。
    お父さんの怒ってる姿みてみたかったな。

    レ・ミゼラブルはミュージカル映画でしかみたことなかったけどちゃんと読んでみようかなと思った。ついでに、オリオン座についてちょっと調べてみようかなと。

  • 根が真面目なせいか、
    根本的な部分が気になり
    読後感は今ひとつ。
    誘拐犯が人質立てこもり事件を起こして
    おとがめなし、は納得行かないわ〜。

    所々ユーモアが感じられるセリフは良かった。

    けれども…。

  • 話があっちへ行ったりこっちへ来たり。
    久しぶりの伊坂幸太郎作品に少し苦戦したけど、やっぱり面白かった。
    本じゃなくて映像だとあまり意味がないかもしれないけど、レミゼラブルを頭に入れて読んだらもっと楽しめそう。

  • 久しぶりぃ!と思わず言いたくなる。
    相変わらずの伊坂ワールド。

    このファンタジックな殺し屋ストーリーの読了感が好き。
    暴力も犯罪の描写も、想像すると顔をしかめたくなるようなシーンだが、最後の奥さんの台詞がカッコよかった。

  • 不幸話が沢山出てくるが、多すぎて喜劇。作者の解説も頻繁に入るので、そこも喜劇的。まあ、時系列が分かりにくいので解説ありがたかったです。

    伊坂さんの本の中では全体的に軽めの内容ですので、重い本読むのにちょっと気持ちが乗らないときなんかは良いかと思います。

  • 2019.10.13
    いやー面白かった。からくりに全然気づかなかった。
    どうやったらこんな複雑な設定が思いつくんだ…本当すごいな。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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