東京公園

著者 :
  • 新潮社
3.58
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本棚登録 : 561
感想 : 136
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104718023

感想・レビュー・書評

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  • 東京の公園とカメラと写真と人の思いと人間関係。青春小説。優しい落ち着ける物語。
    自分のために生きることが1だとしたら、誰かのために生きることは相手のためになる1と自分のためになる1とその他たくさんの人のためになる数が合わさって大きい数字になる。と思った。

  • 素敵なお話だった。三浦春馬がケイジかぁ。三浦春馬になら写真撮ってもらいたい…。みんなのせつない片想いはどれも成就しそうにないけど、なんだか幸せな気分になれた。小路さんの物語はどうも語り口が丁寧口調なのが気に食わないと思ってたんだけど、これはそうじゃなかったから読みやすかった。1時間くらいで読めるかな。2011/307

  • 全体的にほんわかした本。
    登場人物皆が個性的で魅了ある人で、関係性も抜群。
    読んでいて、不安はないストーリーだった。

    まだ途中

    いろんな意味で納得したフレーズだった。

  • 読み終わったらクスッと笑顔になれる素敵なお話しだった。

    素敵な優しい流れがずっと漂ってるお話しだった。

    自分の為に生きるのもいいけど、誰かの為に生きるっていうのもアリなんだよね。

    自分の人生振り返って、その時々の自分の思いも振り返って、
    私も相対する人の幸せを願って、生きていくんだなって。

    素敵な登場人物ばかりだった。
    私の周りもこうだったら気持ちがずっと穏やかになりそうだ。

  • 映画が、全くはまらなかったので、原作の方が断然いいというのを耳にして読んだ。
    実際、その通りだった。
    読んだあとに、あの映画化は個人的におすすめできないかも……
    ただ、キャストははまってた。しかし大事なところの設定が大きく違うからなぁ……となんだか映画の感想みたいになってしまいましたが。

    登場人物たちが相手を思いやっている様子が読んでいて伝わってくるし、どの人間関係もすごく心地いい。
    都内の公園がこんなにあるのかという意味でも楽しめる。
    富永のキャラクターは、同姓からみて気持ちがいいし、憧れる。

  • 何気ない大学生の日常からの思わぬ展開に、引き込まれて一気に読んだ。
    心の動きを丁寧に描写していて、登場人物がとても個性に溢れて生き生きしている。
    主人公の出した答えは、とても好感が持てた。
    そして、私も子供と公園に行きたくなった。
    カメラを携えて。

  • 小路さんの本は優しくてゆったりした気分で読めるから大好き!
    結構友達の女の子(名前忘れた)の気持ち分かったし、悩んでるのがすごくリンクした。友達と許婚の子をもっと聞きたかった**男の人みんなかっこよかった。
    いい話ー!

  • 東京の公園を舞台に、カメラマン志望の大学生・圭司と、圭司が写真撮影を依頼された美人人妻 百合香さん、圭司の血の繋がりのないお姉さん咲実さん、友人のヒロと女友達 富永の間で爽やかな恋愛関係が進んでいく。
    咲美さんが良かったな。こんな素敵な人がお姉さんでいて、その気持ちに気づいたら色々考えてしまうよね。そしてキーパーソンは富永。富永は圭司とヒロとどちらが好きなのかなぁ。圭司は優しいけど流されてしまうタイプだね。富永によってようやく天使としての役割を決断するけど、富永がいなかったらドロドロになっていたかも。続きが読みたくなる心地よい話でした。

  • すてきな家族だなあって思った。

  • ものすごくゆったりとして、じょじょに引き込まれていったのだが、何故か最後が思いきり「えっ?!」っとなってしまいました。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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