夜の樹 (新潮・現代世界の文学)

著者 : トルーマン・カポーティ 龍口直太郎

• 新潮社 (1970年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ginさんの感想 · 2013年8月17日]

この本には９つの短編がおさめられている。どの作品も素晴らしいが、特に印象的だったのは「夢を売る女（Master Misery）」という短編小説。夢を売るなんて現実ではありえないが、この女の人の何かを失っていく感じがものすごくリアル。

[ろくさんの感想 · 2012年6月6日]

不気味な雰囲気の作品が多いが、私が気に入ったのは楽しくて優しい「クリスマスの思い出」 これは心が温まる素敵な小説だった。